公益社団法人関西吟詩文化協会 公認 広島鷺夕会 
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詩吟教室 関吟講習資料2020 講師 西村夕城先生
総会で講習資料の一部いただきました。
教室はコロナ関連で6月からなので、この資料で自習しましょう。
 

吟詠練習

1.    共通語アクセント(教科書に記載)で、何回も声に出して素読する。

2.    語句の意味・詩の意味・背景を等をリ理解する。→詠っている時に脳裏に浮かべる。

3.    吟詠の姿勢→脱力してゆったりとした自然体。

両肩の力を抜き、両腕は自然に垂れ下げ、手は軽く握る。(拳にしない。)

両足は肩幅程度に開き、体重は土踏まずに均等にかける。

両脇は伸ばしきらず若干弾力性を持たせて立つ。

  背筋を軽く伸ばし、上半身をやや前方に倒し腰を引き下腹部に力を入れる。

  女性は、両足を開かず、楽な範囲で半足長、どちらかの足を後方に引き、体重は前に出している足のつま先にかけるように立ち、手は左手を上に腹の上で軽く組ませても良い。

4.    母音の発声→口の形と口腔内の共鳴する位置の確認

5つの母音(ア、エ、イ、オ、ウ)と撥音(ン)

     @あくびをするときのように。A共鳴の位置は、真ん中よりやや前。

     @口を横に開き、上下の歯が軽く合う程度で。

    A共鳴の位置は、口腔内の下半分、奥歯の方に響かせる。

     @下顎の開きをやや狭くし、脣をつぼめて突き出すようにして   発声。

   A共鳴に位置は、口腔内の前半分に響かせる。

     @口を軽く上下に開き奥歯を少し開く、横に軽く引く。

  A共鳴の位置は、口腔内の上半分、目尻の下にある骨のあた    りに響かせる。

     @唇をつぼめて丸く前に突き出した形で喉の奥を十分に開く。

  A共鳴の位置は、口腔内の後ろ半分、共鳴が深すぎると声が籠   る。

     @唇を軽く閉じて鼻腔に共鳴させながら両眉毛の間から頭上に   共鳴させる。

   A唇を軽く閉じて舌の先を上歯の付け根に付けるようにする方    法もある。

5.    子音の発声 子音 50音表(        Ka Ki Ku Ke Ko, ta ti tu te to・・・)

  ア、                  子音を明確に発声するには、生み字の母音に変わる前の障     害を経て外へ出ようとするところをしっかりと長めに發音し     てみよう。

  イ、                  子音を延ばすと必ず母音に導かれていくが、導かれた母音の     ことを、母音の生み字と言う。

6.    腹式呼吸→横隔膜の位置を意識する。

吐く(口)→吸う→(鼻)止める→」下腹を絞る、横隔膜を(張る)支える。(胃の上部(みぞおち部分)が固くなって膨らむ。→横隔膜を支えるまでの準備ができてから吟詠に入る。

コンダクター・伴奏曲を聞く、最後の音を聞く聞く前に、息をしっかり吐いて、しかり吸って、止めて、→支えておいて、最後の音を聞いて、吟詠に入る練習をする。ここ大事


あの人上手くなったのう

こんな時こそ こっそりと自習しましょう

声の出ない人も、声が出ます。

発声法の基礎
吟詠練習