轟轟戦隊ボウケンジャー アクセルラーホルダー

アクセルラーを装着せよ!!

 

 

ボウケンジャーの変身アイテム「アクセルラー」では、変身アイテムそのものと同時に、それを収納する携帯ケース「アクセルラーホルダー」も発売された。
戦隊と仮面ライダーの次の時間枠に放送されている「ふたりはプリキュア」と全く同じなのが笑ってしまうが、なかなか面白い趣向だ。
デカレンジャーの「SPライセンス」では本体を収納するホルスターが付属していたが、それとは違ってしっかりキッチリ収納し、動き回ってもホルダーからころげ落ちたりする事が無いのがうれしいところだ。
ただし、本体とは別にお金を出して買わなければならないわけだから、そのぐらいはやってもらわないと困る。

 

 
手前のポケットにはボウケンチップを収納可能。背面にはベルト通しが見える。

 

実際に手にしてみると、100円ショップで売ってる携帯ポーチみたいな感触だが、まあこんなものだろう。
本体だけでなく、手前のポケットにアクセルラーや他の商品に付属しているボウケンチップも収納できるようになっている。このへんもプリキュアと同じだ。
付属品を一緒にしまっておけると失くす心配が減るし、遊ぶ時にも具合がいいのでありがたい。

プリキュアの場合、「カードコミューン」が単なる変身アイテムではなく、「たまごっち」のような育成ゲーム的な側面も備えた玩具だったので、常に持ち歩く必要があった。そのために携帯ポーチが必要だったのだ。
それに対してアクセルラーの場合はそれほど持ち歩く必然性が無いので、こういうポーチがあっても、玩具ギミック上のメリットはあまり無い。
しかし、「冒険」をテーマにしたシリーズだけに、インドアで遊ぶだけでなく、積極的に外へ持ち出して遊んで欲しいという意図があるのかな、などと考えてしまった。

大人のファンとしては、普通に携帯ポーチとして使えるから、アクセルラーのかわりに自分の携帯を入れて、ちょっとしたなりきり気分を味わうのもいいかもしれない。

 


ブリスタ台紙の写真。劇中ではこのように装着する。

 

劇中では、専用ジャケットの左上腕にホルダーを取り付けるようになっている。ちょっと面白い。
ホルダーには斜めに切れ込みが入っていて、アクセルラーのボウケンライトがチラリと覗くのもちょっとカッコイイ。
ただし、こういう風にホルダー装着用のベルトがついた服なんて普通は無いから、玩具では付属のベルトを腕に巻いて身につけることになる。
おもわず、なりきり服を売りつける作戦なのか?などと邪推してしまった。

また、付属のベルトは大人が腕に巻くには少々短いので、腕の細い人意外は自作する必要がある。しかし、上部にカラビナが装着されているので、腰やカバンなどにつけておくこともできる。ちょっとアウトドアグッズ風味でボウケンジャーらしいのは好印象。
このカラビナが、プリキュアのコミューンホルダーとは違い、金属製なのもいい。アルミなので実際の登山などには使えないが、携帯ホルダーとしては充分な耐久力で、質感もバッチリだ。

 


付属のベルトとパッケージ用の紙製ダミー。

 

別売りでこういうアイテムが出るのは戦隊変身アイテムでは初めてだ。
携帯変身アイテムの場合、ブレス玩具と違って、劇中の主人公が常に携帯している事を視聴者へ積極的にアピールできないという弱点があった。
それに対し、アクセルラーの場合はホルダーを腕に着けることで、ボウケンジャーたちがこのアクセルラーを身に着けている事をしっかり見せることが出来るわけだ。さらに、子供たちも腕にこのホルダーを着けることでなりきり気分を楽しむことが出来る。そういう意味では、単にプリキュアの真似というだけでなく、人気の携帯玩具にブレス玩具の魅力も取り入れようという、積極的な試みなのだとも言える。

アクセルラーを持っている人だけでなく、持っていない人もボウケンジャーのなりきり気分が楽しめる、注目アイテムだ!!

 


特徴的なゴーグルの形状がよくわかるパッケージ。

 

 

 

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