また王子は、追っ手に捕まり城に連れて行かれてます。
この馬車も何度目であろうか?
横に座ってるこの男に捕まったのは何度目だろう!
下僕はとても彼の事が苦手らしいが、
僕はこの男の事嫌いじゃあない・・敵のはずだが
王子「鬼畜・・鬼畜」
**「お前の言っているのは、俺の事か?何故俺が鬼畜なんだ!」
王子「だって!城に遊びに来る魔物のお姉さんが言ってたよ
鬼畜だよねって!」
**「あいつ等・・そうだ!お姉さんじゃあなくて
おばさんだろう?」
鋭く首を振って・・
王子「ちがうよ・・」
**「何かあいつ等にされたか?」
不適な笑い
王子「じゃあなんて名前なの?」
**「俺か?keyさー」
王子「keyかぁ・・・キーちゃんだね」
key「オイオイ!お前今の立場わかってるのか?」
王子「わかってるよ・・きっと下僕が来てくれるさ」
key「そうかな?今ごろどこかの女の所じゃないか」
王子「下僕は女の人嫌いみたいだよ・・・今は
(昔は、よく行っていたけど・・僕のために)
ズート前から聞きたかったんだいい?」
key「なんだあ」
王子「key!下僕の事好きなの?」
持っていた本を落としそうになるkey
key「何言ってるんだ!どうしてそうなる」
王子「可笑しいと思うけどなんとなく・・あなたは下僕の相手
楽しんでる様見える・・男同士なのにどうしてと思うけれど」
key「何時の間にか大きくなったな?お前も・・
楽しんでるかもな・・俺と剣でも魔力でも対等に
戦えるのは、あいつとあの方しか居ないからなあ」
王子「あの方って?」
key「お前の親父だよ・・・」
黙ってしまう王子を見て・・
key「そうだ!いい事教えてやろうあいつは女にも化けれるぜ」
王子「じゃあメグ・ライアンにも?」
key「誰だそれ・・戻ることが出来たら頼んでみ」
王子「やったあ・・・keyも変身できる?」
key「なんで!俺が」
王子「ワクワク・・・」
key「・・・・・仕方ないなじゃあマリーアントワネット」
王子「わああ・・・」
胸に抱きつきスリスリ・・・
key「オイオイ・・(すぐに元に戻る)」
王子「楽しみだな・・・変身してもらおう」
城が見えてくる・・
key「ほら・・着くぞ・リーノ(keyの手下のへび)」
リーノ「はい!」
王子「わ・・へび」
key「恐くないのか?リーノ変身してコイツを連れていけ」
王子「へびは、好きだよ・・でも変身したこの姿の方がいい」
リーノは、つややかな黒髪の美女の姿をとる
リーノ「ありがとう王子じゃあ行きましょう」
key「またなあ・・」
リーノと王子はその城の家来に連れられて・・
城の奥にある塔の牢へと・・
王子「リーノ・・keyは何処へいくの?」
リーノ「この城のご主人の処」
王子「なに怒ってるの?リーノ」
リーノ「あんな女の何処がいいのかしら・・・こんないい女が
ココにいるのに・・王子私って魅力ないかしら?」
王子「僕だったら・・リーノがいいよ」
リーノ「ありがとう・・王子」
城の家来「静かに歩け・・・」
リーノ「お黙り!!」
口が裂けそうなぐらいの顔に、みんな黙って進む!
下僕はまだなのかな・・・
そしてkeyは何処に行ってるのかな?
@@@@@@@@@@@@@@@
王子が連れていかれた城は、
王子の親父の5番目いや6番目の女の城である。
彼女には、女の子ばかり3人いるがどれもコレも男好き!
嫉妬深さも、人一倍で昔から親父を虜にしたあの姫の事が大嫌いな女だ。
魔物の姿をした下僕は,
城の外大木の枝で暗くなるのを待っている。
☆☆☆城の中☆☆☆
アリアナ「いやあん止めないで、keyまだ!お願〜い」
key「わかったから少しタバコを吸わせてくれ!」
アリアナ「もう!いじわる〜いいわ後で、お願いよ。」
key「ああ・・しかしそろそろ日が暮れるあの王子を助けに
グラン・ノワールが来るぞ。お前の処の手下で大丈夫か」
アリアナ「グラン・ノワール・・彼もいいのよね・・
とてもテクニックが、あるって話しよね。いいなあ〜」
key「じゃあ捕まえて試してみろ。しかしこんな事して、
アイツに知れても知らないぞ!」
アリアナ「知らないわ・・私の事なんて忘れてるんじゃないかしら」
そう話しながら・・・keyの胸に頭を凭れる。
そのアリアナの髪を梳きながら・・・
key「もう少し素直になればいいものを・・・」
アリアナ「なに?」
key「いや・・かわいいぜ」
そういいながらタバコを置きアリアナにくちづける。
アリアナ「key・・・・」
☆☆☆その頃王子は☆☆☆
王子「わあ・・・いやだよゴキブリが出そうだよ・・下僕〜」
王子の連れて行かれた牢は、地下にありいかにもゴキブリが沢山いそうな所
その場所をやっと探し当てたコウモリは、
コウモリ「王子さま王子さま・・・城の外にグラン・ノワール様が来てます。
もう少し我慢してください。」
王子「ええ・・がんばってみるよ・・でも」
コウモリ「合図と共に外の燭台を倒します。火事騒ぎの内にお逃げください。
私が、グラン・ノワール様の所までお連れします。」
王子「わかった・でも早くしてね。」
コウモリ「今からグラン・ノワール様に、報告に行きます。
待っていてください。」
その頃大木の枝の下僕は、
下僕「ここの手下などたいした事は無いが、問題はあのkeyが居るからな 姫に王子を守ると約束したが、アイツに勝てる自信はない。」
コウモリ「ノワール様・・・見つかりましたよ。地下牢にいらっしゃいました
ちなみに、keyは女の所ですあの調子じゃあ
あの女まだまだkeyを離しませんよ。」
下僕「そうか・・じゃあもう少し日が暮れたら始めよう。」
コウモリ「あ・・でもまあいいか」
下僕「なんだ・・・」
コウモリ「いえ・・あの牢がゴキブリが出て来そうなんですよ」
下僕「それは、まずいな・・王子はごきりぶりが、出てきたらパニックになる ぞお前は、王子の処へ戻ってくれ・・少し早いが始めよう。」
コウモリ「わかりました。では」そう言うとコウモリは急いで王子の元に
戻っていきます。
下僕「さて・・・あの塔から入るか・・」
下僕は黒い翼を広げ・・・王子が捕まっている地下牢に近い塔の窓に降りる
下僕「コウモリの話しだと・・このすぐ下に末娘の部屋があるらしいな、
確か何時も食ってばかりだから・・大きくなりすぎて動きが鈍い筈だから、楽勝だな。問題は俺が行くまで・・王子の理性が持ってるかな?」
その頃王子は・・・
王子「暗いじゃんか・・コウモリのヤツもう日が暮れたぞ・・おおい」
カサコソカサコソ・・・・
王子「カサコソカサコソ・・・ええぇ・・・ええェ・・コウモリ・・」
見張り「うるさいぞ・・・黙れ」
王子「カサコソカサコソ・・言ってる・・」
見張り「ああ・・それは末のお姫様は良く食べ物こぼすので・・それに寄って
来るゴキブリだろう・・ここは別名ゴキブリ牢だから・・」
王子「えええ・・・ああ足に何かが・・・ああん下僕!コウモリ・・」
見張り「うう・・あぁ」倒れる
コウモリ「お待たせしました。王子・・ああもう遅かったか」
王子「明かり・・・ぎゃああ・・・早く早く燃やせこれを・・いやこの城を」
コウモリ「燃やすんですか・・・」
王子「何を悠長な・・もういい・・」
走っていって・・階段で揺らめいている蝋燭を取り牢の藁に投げる
王子「ほらコウモリ案内・・・」
コウモリ「あの王子・・いやいいです」
王子「なんだ・・言えよ・・」
コウモリ「言っても落ちついてくださいよ・・約束」
王子「約束・・・なんだ・・」
コウモリ「じゃあ・・言ます-ね。首の所にゴキブリが」
王子「ええ・・ぎやああ・・・」
もっていた蝋燭を落として・・・階段を走りあがりコウモリとはぐれる
王子「コウモリ・・おおーいっそれにしてもこんな城燃やしてしまえ
ここにランプがあるじゃんか・・これで焚き火をしょう。」
ランプと蝋燭をかたぱしに倒す王子・・・
その頃
コウモリ「まずいな・・またノワール様に怒られる・・どうしょう・・
ああ・・ノワール様」
下僕「どうした・・王子は」
コウモリ「怒んないで下さいよ。あの・・」
下僕「怒らないから・・早く言え・・・」
コウモリ「本当ですよ・・王子の首にゴキブリが・・居たんですよ」
下僕「で・・黙って取ってくれたか・」
コウモリ「教えてくれと申されたので・・教えてあげました!」
下僕「ばかア・・それで王子は」
コウモリ「怒らないと言ったじゃないですか?王子は知りません」
下僕「知りませんて・・・」
火事だああ・・・火事だああ
下僕「ああ・・王子だ!コウモリ早く探せ」
コウモリ「暑いじゃあないですか?」
下僕「何でこんなヤツ連れてきたかな・・もう言いカラスを呼んで来い」
コウモリ「アイアイサー」
下僕「王子・・王子・・・何処ですか?」
アリアナの寝室では、
key「アリアナ・・外が騒がしいぞほら起きろ」
アリアナ「う〜んん動けないkey」
key「ほら・・アリアナじゃあ手を放せ・・見てくる」
アリアナ「いゃあんkey・・」
振りほどき・・扉を開けると・・外からは煙と火事!の声が
key「大変だ・・アリアナ起きろ・・火事だぞほらこのガウンを羽織って」
アリアナ「ええ・・火事でも足が上手く動かない」
key「仕方ないな・・ほら」
アリアナにガウンを羽織らせヒョイト抱き上げる。
下は火の海なので・・そのまま上の見張り台に上って行く
だんだん正気に戻るアリアナは・・・keyから降り手下に
話を聞く
アリアナ「早く消しなさい。それにしても忌々しい・・あの王子め!
どうしてくれよう。水晶をお持ち」
手下「ハイ・・ココに」
アリアナは魔法で・・雨を降らせてました。そして王子と下僕をこの場所へと
呼び寄せました。
アリアナ「いらっしゃい王子・・・ノワール」
下僕「王子・・・・」
王子「下僕・・怖かったよ」
下僕「大丈夫ですよ。私が守ります。」
アリアナ「どうやって・・・私をこの暗闇に怒らせどうやって勝つの」
key「ばかだな・・・アリアナの魔力はこの暗闇が一番力を発揮するのに」
アリアナ「key・・あなた何見てるのよ早くノワールを・・」
key「ハイハイ悪く思うな・・・」keyが剣を抜く
下僕「下がっていてください。王子」下僕も剣を抜く
そしてKeyと下僕が剣を交える。
key「やあ・・」
下僕「うう・・は!」
その剣がだんだん雷を呼ぶ・・・
王子「下僕体力ないから・・まずいよ・・あああそこにナイフが、
取れるかな・・・そっとそっと・・取れた。」
アリアナ「ほら今の内おまえ達は、王子を・・」
手下に叫ぶ・・
王子「いやああだあ・・下僕」その手下にやアリアナにナイフで切りっける。
アリアナの頬が切れる。
アリアナ「このガキゃあ・・・焼き殺してあげる。」
王子を突き飛ばし・・雷を呼ぶ魔法を唱える。
下僕は自分の使っている剣を、アリアナに向かって投げる。
その剣がアリアナの胸に刺さった瞬間アリアナに向かって落雷が・・・
アリアナ「ぎゃああ・・・・」
その声を聞きながら・・・下僕が倒れる。
key「ばか!途中で剣を投げるヤツが・・王子早くココへ来い。」
手下「裏切り者・・ほら火を放て・・火弓だ・・・」
key「王子・・この服で下僕の傷口を押さえておけ」
王子「Key・・裸だよ」
key「変身するから・・・関係ない。うう・・」
手下が・・keyめがけて弓を放ちます。
key「王子いいか・・飛ぶぞ」
王子「がんばってね。Key・・がんばってね。下僕」
さっきまでの雨と雷がうそのように、空には大きな月が・・・・
下僕「うう・・・」
王子「下僕・・気が付いたのよかった。ごめんね僕の所為だよね。」
下僕「イヤ!お前の所為じゃあない」
key「そうそうコイツが未熟なだけ・・おまえが気にすることないぞ」
下僕「なんでお前がここにいるんだ。また別の所へ王子を
連れて行く気か!!」
key「お前!自分の立場が解ってないな。そんな事言ってイイのか」
王子「そうだよ。あの燃える城からkeyが助けてくれたんだよ。」
下僕「頼んでない・・誰が燃やした。」
王子「僕・・」
key「ぶつぶつ言ってると、お前だけおいて行くぞ」
下僕「カラスを呼ぶからイイ王子も連れて行くな。」
key「その身体で呼べるなら呼んで見ろ・・・夜になって野犬に
襲われても知らないぞ・・子供の肉は美味しいだろうからな。」
王子「下僕〜。」
下僕「うるさい・・うう」
key「だから言わんこっちやない・・ほら俺も2人連れて
長い間は飛べないからな・・静かにしてろ。」
keyが魔物の姿になる。
薄いフ゛ルーの肌に肩・額に紋様
大きな翼は、髪と同じシルバー
王子「わあカッコイイ・・」
key「お前は、背中に乗れ・・ほら@@@@もう一度言うぞ
頼むから静かにしてろ」
王子「わああ・・お姫さま抱っこだいいな」
key「今度幾らでもしてやる・・俺も軽いお前の方がイイ」
2人を連れ城に向かい空を飛ぶ
key「どうした!大人しくなったが、大丈夫か?」
下僕「(少し赤い顔で)お前が言っただろ!なあなんでお前が
その名前を知ってる!」
key「しっかり忘れてるんだな・・・」
******回想*********
王子「下僕・・・何うなされての」
寝ている下僕の上に乗る
下僕「わああ・・王子!何しやがる」
話しを聞いていない王子
王子「ねえ・・keyどうしたかな?あの時背中にいたから
解ったけど・・羽焦げてたよ・・僕らの所為だよね。」
下僕「アイツは、殺しても死にゃあしないさ」
そこへ
key「なんだって!なんか言ったか?」
王子「わああ・・・key」
飛びついてハグハグしている。
key「オイオイ!」
下僕「こら!王子そいつに近づくな」
王子「もう!背中大丈夫ごめんね。どうしたの今日は」
王子を抱きかかえソファーに
key「悪いが少し泊めてもらおうと思ってさ!」
下僕「お前を寝せる部屋はナイ!」
key「アレで、あの女いいトコあったのにそれをお前が」
下僕「別の女の所へ行け!知ったこちゃーない」
key「まあその内な・・誰でも良いわけにはいかないからなぁ」
下僕「へえ〜知らなかったなあふ〜ん」
王子「じゃあ僕のベットで一緒に寝ようよ・・すごーく広いから」
下僕「襲われても知らないぞ・・・また他のヤツの所に連れていかれるかも」
王子「じゃあ下僕の部屋に泊めてあげて」
下僕「それは、イヤだ・・仕方ない部屋を用意する。待ってろ」
key「ありがたい!王子はもう少し育たんと俺の
ターゲツトじゃあが・・・寝ぞー悪そうだからな」
王子「大きくなったら!しょうね・・僕keyの女の姿好きだよ。
約束だよ。」
下僕「王子!!」
key「俺が、女になるのか?フ〜ンイイ男になったらな
お前が・・・さて俺は寝たいんだが」
王子「僕が案内してあげる・・どの部屋下僕」
下僕「おいインヴェルノ用意してやれ・・・」
王子「僕も行く。」
下僕「インヴェルノしっかり見ておけよ」
カラス「解りました。」
3人が出て行く。
下僕「どう言うつもりだ・・アイツなんで俺をあの名前呼ぶんだ?
解らない?・・・・・」
********
keyが、城に居付いて何日が過ぎただろうか?
そもそもkeyは、王子の親父の女の愛人件・追っ手だった!
その女の所に、王子が捕まったしまった時(keyが捕まえて
行ったんだが)助け出すために俺は、傷を負ってしまった!
その時気まぐれだと思うが、ココまで連れてきてくれたのが、
key!
そしてその職を取ってしまったのは俺かな?
なんせ!あの城すべて燃やしてきたからな!!
ゴキブリが居たからな・・気が付くと王子が!
まあそれは、いいとして
このままあいつを、置いておくと教育上よくないな・・・
下僕「ふ〜う!どうするかな。アイツ強いしな。」
王子「下僕どうしたの?もう元気・・ねえねえ元気になったら
変身して!女に早く」
下僕「まだ!変身は・・」
王子「まだなの?早く治ってね。楽しみだなぁ」
key「楽しみだなぁ・・てか!大変だな」
下僕「何で王子がそんな事知ってるんだ!出来ないて言っても
聞かないし、」
王子「何?keyが教えてくれたよ!keyも変身すると
物凄い美人だよ!金髪グラマーなねぇ!」
下僕「お前も大変だな・・・」
key「別に、俺は相手次第だから女の姿も嫌いじゃあないし
慰めてやろうか、女になって」
下僕「わああ・・辞めてくれ考えただけで、サブイボが!」
key「ハハハ・・・でもそろそろマズイかな
禁欲生活が長いからな・・・」
王子「じゃあ運動すればいいよ。剣教えて!僕強くなりたいんだ」
下僕「俺が教えてやる!こんなヤツと剣を交えるなんて危険だ」
王子「大丈夫だよ!下僕は早く治して見せてよ
女の姿!僕の好みだといいな」
key「好みだといいな・・俺は結構好みだよハハハ・・」
下僕「なんだと・・・見たんか」
key「王子行くぞ・・」
王子「ふぁい・・」
王子とkeyは、中庭へ・・・
窓から2人を見ながら・・
下僕「ふう!なんでアイツに!俺は昔アイツと会った事があるのか
思い出せない・・・」
そこへ・・・けたたましい笑い声が・・
ははは・・・へへへいゃあああ・・ハハ
ジェニー「どう!****元気」
セイレーン「あれ!あの子は何処いないの?」
下僕「王子は、庭で遊んでるよ」
エリザベート「あの子かわいいわ!****が育ててるにしては
ツボ心得てるし!食べちゃいたいぐらい」
下僕「王子は、まだ子供だから変な事教えるなよ」
ジェニー「いいじゃない!魔物のくせに、頭硬いわよ」
その時窓の外を見ているセイレーンが、
セイレーン「あ!ネエネエあれkeyじゃないなんで、
ここにいるの?」
エリザベート「え!本当わあ私見に行こうと・・」
セイレーン「ああ私もじゃあね行って来る****−」
二人が出ていくと
下僕「あれ!貴方は、行かないの?」
ジェニー「それよりkeyが、何でココにいるのか知りたいから
どうして!」
下僕「何でか?まあアイツの女の家燃やしたからな!王子が」
ジェニー「ふ〜んそれ@@@@の城の事あの女ね」
下僕「まあ王子がアイツに懐いてしまって・・お姉様方で、
誰かアイツを連れて行ってくれよ。」
ジェニー「ふうんそれだけ!そうなのいいわよ。がんばってみるわ
怒らないでよ。」
下僕「何が言いたいんだ!おい」
そこへ
王子「わあ楽しかった!インヴェルノ・・喉乾いたよワイン」
インヴェルノ「ハイ今用意します。他の方もワインでよろしいですか」
key「俺は、汗かいて気持ち悪いから、シャワーしてくるわ」
女たち「きゃあ私たちもいい?一緒に」
key「今は、禁欲生活長いから保証できないぞ・・どうなっても」
女たち「ええ・・keyの口からそんな言葉が出るなんて
どうしたのkeyまで頭硬くなったの?」
下僕「それどう言う事だ!」
女たち「だって!・・・まあいいや行こうkey」
王子「僕も、後学のために・・・」
下僕「王子は行かなくていい・・」
王子「汗が、出て気持ち悪いよ・・・ねええええ」
key「わかったほら行こうぜ。そうだ誰が俺の事鬼畜て呼んだ」
王子「あのね・・(女たちの顔見て)う・・忘れた」
女たち「key〜甘いよ!王子に」
key「行かないのか・・・相手はその後でしてやるよ」
女たち「本当!」
key「ああまとめてな・・俺は鬼畜だから知らないぞ」
女たち「****と違って体力だけは、あるもんね。」
key「なんか言ったか?」
女たち「何にも・・・王子行きましょ」
下僕「変な事するなよ〜」
とさてどうなったのでしょ・・・この続きは・・・
王子「下僕さっきからやってる!やってる!絶対やってる!て
何呟いてるの?」
そこには、裸の王子が立っている。
下僕「何時の間に・・・ああ・・王子そんな格好でせめて!バスタオルぐらい
巻いて出て来い!それかバスローブでも着ろ!」
王子「だって・・暑いよ!じゃあ豹柄のバスローブにしてね! じゃないと着ないよ僕」
下僕「(うるさいガキだな!)解ったよ。インヴェルノ持って
きてやってくれ。」
インヴェルノ「え!バスロ―ブですか?今ないですよパジャマにしてください よ〜。」
王子「仕方ないな・・・今度用意しておいてよ。で!豹柄だよね。」
インヴェルノ「ハイ!お待ちください。」
下僕「王子!keyは何処に行った・・それに女たちは」
王子「おばさ・・いやお姉さん達とkeyはまだ入ってるよ。僕暑いから
先に出ちゃった。」
下僕「絶対あいつ等やってるな・・・・」
key「何をやってるて・・・」
振りかえると、バスタオル1枚のkey
下僕「おおおまえ!なななんか着ろ」
key「さっき王子にバスタオルぐらい巻いて来いて言っただろ!
だから・・せめてバスタオルと・・」
下僕「裸で来る気だったのか?女達は・・」
key「彼女達は、帰ったぜ」
下僕「ちょっと顔かせ(小声で)でやってないだろうなぁ」
key「なにを?・・」
下僕「なにをって・・だから○○○」
下を見ると二人の間に、王子が
王子「なに?挨拶しかしてないよね・・ハグハグて、でもして来たのは
おばさん・・いやお姉さんたちだよ。」
下僕「ハグハグて!もしかして」
王子「keyのハグハグ凄いよ・・・もうお姉さんたちメロメロだったもの
勉強になったな・・・」
下僕「key・・」
key「そんなに迫って来るなよ。@@@@もしかして
して欲しいのか?ヨシ!!」
下僕「そんな事いってな・・・やめろ」
じたばたする・・下僕をしっかり捕まえ・・ハグハグブチュウ
下僕「ううう・・・・」
key「御馳走さま・・じゃあ俺は部屋に行くから」
王子「僕も行く待って・・・」
key「パジャマ着てからな・・」
そのまま部屋に行こうとするkey
そこへインヴェルノが王子にパジャマを持って入ってくる。
key「インヴェルノ悪いが後で、ワインもって来てくれ」
インヴェルノ「ハイ!かしこまりました。」
王子「早く早く!インヴェルノ」
インヴェルノ「何急いでるんですか?あれ!****さまどうしました。」
ふと我に帰り
下僕「アイツ!〜〜どしてくれよう。」
王子「どうだった!いいな下僕も上手いけど・・keyは凄そうだよね。」
下僕「いいわけないだろう!こらアイツの処になんか行くな。」
聞いてない王子
王子「じゃあいくね。ああ・・お姉さん達と約束はしてたよ・・・
今度行くからって・・」
いそいそ出ていく王子!
keyの部屋で
トントン・・・
王子「key!入っていい?」
key「おお!」
中に入っていくと、煙草をふかしながらベットに横になってるkey
王子「わああ・・key」
ベットに飛びのる王子
key「オット危ない!こら煙草吸ってるんだぞ」
王子「ごめんね!ねえ・・key僕にもさっきのケス教えて!」
key「教えてって!そういや@@@@怒っていたか?」
王子「@@@@て下僕の事、うん怒っていたよ。まあ大丈夫でしょ
それより教えてよ。」
key「コレは、自分で経験しながら上手くなれ」
王子「だから経験・・ねええ」
key「ふ〜う!じゃあやって見ほら」
王子「ねえ・・・女になって」
key「ほら・・コレでいいか?」
王子「ウンウン!色っぽいね女になるとkey」
key「ハイハイ!見つかるとヤバイぞほら・・」
王子「じゃあ・・いただきま〜す。ハグハグ」
そこへ下僕とインヴェルノ登場・・・
下僕「何やってるんだ・・・おい!裸で」
key「そういやあ!久々に女になったから忘れていた胸隠すの」
下僕「忘れてたじゃあない!それに今ケスしてなかったか?」
王子「してたよ!僕がおねだりしたの教えてて!うまかった?key」
key「ああまあな!」
下僕「お前は、早く胸隠すか元に戻れ!」
key「ハイハイ!王子後は@@@@に教えて貰え・・俺は寝るから」
インヴェルノ「ここにワイン置いておきますね。」
key「サンキュー・・」
王子「また教えてね。じゃあね!」
下僕「早く出る王子!本当に先が恐いなあ・・・どうしよう。」
またいやな呼び声が聞える・・・
key「フルール!おいフルール」
下僕「だからその名前で、呼ぶな」
そう言いながら下僕が、居間に入って行くと
keyが魔物姿で、王子を抱いている。
下僕「どうしたんだ!何をした。」
key「何もしていない。凄い熱なので冷やしていたんだ。お前!あまり
コイツに無理をさせるなよ。」
下僕「無理なんかたせていない。」
key「人間にさせたいお前の気持ちも解るが、まだ幼い王子には
魔界同様、人間界の瘴気も身体によくないじゃあないか?
お前が目を背けようとしても、王子にはアイツの血が流れてる。
そう!忘れるなその事実を、」
下僕「解ってる・・・・・」
うつむきながら、1歩近づき王子に触れる。
**********
熱でうなされてる時、僕は不思議な夢を見た。
この時に熱で、僕は2・3日意識がなかったらしい・・・・
暗闇の中・光に向かい歩く僕歩いても歩いても何も見えない
王子「ここは何処?怖いよ下僕〜」
え〜ん!ええ〜ん!
誰誰どうして泣いてるの?
え〜ん!え〜ん!
辺りがパッと明るくなり
一面色々な花の咲くお花畑に
よく見ると、そのお花畑の隅で、
光り輝く金髪の子供が泣いている。
王子「どうしたの?なんで泣いてるの?」
フルール「ママンにお花の冠を、もって帰ろうとして、・・・」
王子「こけたの?何処が痛かったの」
フルール「違うの冠が、ダメになっちゃたの」
王子「本当だ!泣かないでまた作ろうよ。いっぱいお花あるから
手伝うよ。」
フルール「ありがとう!君の名前は何て言うの?
僕はフルールて呼ばれてるの」
王子「僕は、ガクト!ヨロシクね。フルール」
王子は、近づいてお得意のハグハグをする。
フルール「(赤い顔をして)ありがとう!ガクちゃん」
王子「かわいい!でも何か下僕に似てるな?」
2人が、花畑で仲良く遊んでいると・・・
沢山の女子のに囲まれて一人の少年が(人間で言う所の15歳ぐらい)
歩いてくる。
少年「フルール!ローザが心配する。一緒に帰ろう」
フルール「お兄ちゃ〜ん!今ねガクちゃんとママンにお花の冠作っていたの」
走り寄って来るフルールを抱きかかえ・・・
少年「よかったなフルール!(王子に向かって)遊んでくれてありがとうなぁ じゃあ帰るか?あれ!お前は何処から来たんだ?」
王子「わかんないんだ・・僕にも」
少年「迷子か?」
フルール「じゃあウチにおいでよ。ママンきっと喜ぶよ。いいでしょ?
お兄ちゃん」
少年「確かに、ローザは子供好きだからな。しかし・・お前もローザも
人や魔物を信用しすぎだぞ!痛い目にあっても知らないぞ。」
フルール「ガクちゃんは、僕の友達だよ。お兄ちゃんのいじわる。」
泣き顔になる。
少年「まあコイツは、大丈夫だな。そんな気は感じられない。
わかったから泣くな!フルール」
少年が、フルールの頬の涙を舐めてやると・・周りの女から
女たち「キャー!keyは私たちの者だからね。」
「やめてよkey幾らかわいいからってそんな子供に手を出すの?」
少年「うるさい!何時からおまえ達の者に俺がなったよ・・・
かわいいから嫉妬する気持ちもわかるが、まだ子供だぜ」
フルール「こわいよ〜早く帰ろう。」
少年「ああ・・お前ら!今度コイツに何か言ったらもう相手して
やらないからな。おい!ええと」
王子「ガクトだよ。」
少年「ほら(右手を差し出す。)一緒に来い。」
僕は、このプラチナブロンドの甘いマスクの少年と、
魔界には不似合いな感じのフルールを交互に見ながら・・・・
頭の中で、浮かんでくる人物と結び付けていた・・・
さっきのお姉さんたちkeyて呼んでいたなあ・・・
フルールは、下僕によく似てるんだよなあ!花好きだし!
でも・・・じゃあここは過去?
少年「オイ!着いたぞ。」
王子「わああ・・・ここガラスの城。じゃあやっぱし」
フルール「やっぱしてなあ〜に?」
王子「うう〜んこっちの事」
フルール「ありがとう!key降ろしてよ。ママンにこの冠もって行くね。
ガクちゃんもおいでよ。」
王子「う・うん」
ここからはkeyにします。
key「ローザは、奥のバラの温室だと思うぞ。走ってこけるなよ。」
執事「お帰りなさいませ。keyさま大奥様がお待ちですよ。」
key「ああ・・わかったよ。」
☆☆バラの温室☆☆
フルール「ママン!ママン!何処」
ローザ「ああ・・そんなに走らないのこけるわよ。なあに、
私のかわいいフルール。」
フルール「ママン!ハイ冠僕が作ったの」
ローザ「あ!ありがとう。フルールそちらのかわいいお友達はだあれ」
フルール「あ!ガクちゃんお花畑でお友達になったの。ガクちゃん
お家がわからないんだって!お城に泊めてあげてイイ」
ローザ「いいわよ。初めまして!ガクちゃん。フルールと仲良くしてね。」
とさし抱かれた柔らかい手!本当に白い肌下僕に似ている。
ただ違うのは髪の色が金髪なのと、
こんな優しい顔で下僕は笑ってくれない。
といろんな事を考えながら・・差し出された手を取り僕は
王子「初めまして!ガクトです。綺麗ですね。ハグハグ」
ローザ「まあ!ありがとう。ガクちゃんのお母さんは心配してないの
大丈夫?」
王子「ママンは、・・・僕が生まれた時に亡くなったと聞いてます。
それに信じてもらえるか・・僕は多分未来から来たんです。」
王子を抱きしめ。ローザは!
ローザ「まあごめんなさいね。(王子の瞳を見て)信じるはこの澄んだ瞳が
ウソを言っている様には、思えないもの・・貴方の世界に帰れるまで
ここにいなさね。」
フルール「うえええんガクちゃんかわいそう!」
王子「泣かないで、フルール。ローザありがとう。」
ローザからは、甘いバラの香りがした。僕のママンもこんな感じだったのかな
下僕何も、話してくれないが・・・
しかしコレが、本当に下僕なのか?この泣き虫が・・・
その頃大奥様の自室の奥の隠し部屋では・・・
グラン・マ「key怠けてたら、治りませんよ。魔力もこの翼も」
key「グラン・マ・・魔力や翼が本当にいるのかな?
俺は、確かに憎んでいた!俺の国を滅ぼしたアイツを・・
父を、母を殺したアイツをかわいい妹を殺したアイツを・・・」
グラン・マ「そうだね。ここに来た頃のお前は人形の様だった。
背中一面焼け爛れ翼も・・跡形が残るだけだった。
生きてるのさえ不思議な。
誰も・・あの氷の一族の王子だと思うものはいないだろう。」
key「それで!俺はいいと思っている。別に戦いたい訳じゃあない。
俺は、あのフルールの笑顔が見れればいいんだ。俺に魂を戻してくれた
あの優しいフルールの幸せが続けば」
グラン・マ「そうだね。しかしここは魔界だ!優しさだけじゃ愛しいものは
守れないぞ!それを一番知ってるのはお前だろkey!!
早く大人になってくれ!そしてフルールを、ローザを守ってやってくれ
魔界で生きるには、優しすぎるあの子を・・・」
key「グラン・マ?何か俺に隠してないか?」
グラン・マ「何でもない・・ほら背中を貸してみろ」
key「ううう・・・ああ」
グラン・マがkeyの背中に薬草を塗るグラン・マの治療のおかげで
keyの背中には今小さな銀色に翼が・・・でもまだまだコレでは
空を飛ぶ事も、魔力を使う事も出来ない。
グラン・マ「さて次は、私の力を与えようコレが一番早い回復だからな」
key「魔界一の魔力を誇るグラン・マの力を分けていただけるのは
嬉しいのですが・・・」
グラン・マ「こんなおばあちゃんは、いやかなね。」
key「そんな事は、ありませんグラン・マほど魅力的な人はいませんよ
ただ・・・」
グラン・マ「あちら・こちらで力を集めてる様だが小娘のじゃあ! 何年かかっても回復しやしないよ。大方こうして私と、
肌を合わせてる事を、フルールに知られるのが怖いのだろうが
いいではないか、コレも治療だ。ほらkey」
観念したkeyは、グラン・マを抱き寄せ、深くくちづける。しかし・・これが下僕?
僕はどう言う訳か過去に来てる。
そして今目の前には、下僕らしい子供がいる。
しかしこのフルールは下僕とは似てるのは顔だけで、
本当に可愛い!
食堂で,食事中・・・・・
王子「フルールどうしたの?何ソワソワしてるの?」
フルール「お兄ちゃんが,居ないの・・何時も夕食は一緒にする約束なのに」
執事「keyさまでしたら・・大奥様の所で治療中です。帰られるのが
遅かったですから・・・」
フルール「僕の約束・・・」
王子「何処が悪いの?」
フルール「え!お兄ちゃん?あのね・・昔大怪我したんだよ。お兄ちゃんの
国が滅ぼされてお兄ちゃんだけ,おばあさまが助け出したんだって!
初めて会った時は、お兄ちゃん人形の様だったよ」
王子「お人形?」
フルール「うん!動かなかったの・・おばあさまが教えてくれたの
お兄ちゃんの心も怪我してるから・・
それはフルールが治しておあげって」
王子「ふ〜ん!フルールkeyの事好き?」
フルール「うん!大好き!あのね・・フルール大きくなったらお兄ちゃんの
お嫁さんになるの」
飲んでるワインを吐きそうになる王子
王子「プゥ!(下僕に聞かせたら気絶するな?なんで忘れてるんだう)」
フルール「大丈夫?ガクちゃん・・でもねガクちゃんの事も大好きだよ
お家帰れるまで,ココに居てね。(ニコッ)」
王子「ありがとう!(かわいいよ〜ん)」
フルール「ああ・・お兄ちゃ〜ん遅いぞココ」
key「悪いな・・あれ!確かガ・ク・ト?どうしたんだ」
フルール「ガクちゃんね・・お家帰れないんだって!だから帰れるまで
ココに居るの。僕同じぐらいのお友達居ないからすごーく嬉しいんだ。」
key「そうか・・・よろしくなガクト!」
王子「ええとなんて呼べばいいの?僕もお兄ちゃんて呼んでイイの?」
フルール「それは,ダメ!ガクちゃんはkeyでいいよ」
王子「いいの?key・・・」
key「ああ・・フルールの好きなように・・・」
王子「ふぁあ(甘いな・・・keyアツアツじゃん)」
一緒に食事を、
そして何日間かが過ぎる〜〜〜〜
フウ!どうしたらもとの世界へ戻れるんだろうか?
下僕心配してるだろうなぁ
考えながら城の庭を,歩いてると向こうから素敵な女の人が・・・
王子「あ!あれは,グラン・マ変わらず綺麗だな・・」
グラン・マ「あら・お前は誰だい?」
王子「こんにちは!僕ガクトです」
グラン・マ「お前が、フルールの言っていた子供かい未来から来たと言う。」
王子「ハイ・・そうだ魔界1の物知りのグラン・マ僕未来に帰りたいんです!
どうしたらいいですか?」
グラン・マ「そうだね・・・見たところお前は,魔物と人間のハーフ
みたいだから力が,安定しない時期には起きるのかもしれないね。」
王子「どうして僕が,ハーフだって!!」
グラン・マ「お前から感じられるオーラでさ!」
王子「じゃあ帰れるんですか?」
グラン・マ「大丈夫じゃ!身体が落ち着けば自然ともとの世界に戻れる」
王子「よかった!」
グラン・マ「それまでは、フルールと仲良くしてやってくれ」
王子「ハ〜イイ!もう一ついいですか?」
グラン・マ「なんじゃ・・・」
王子「フルールから聞いたんですが?keyは何で怪我をして
人形のようになったんですか?」
グラン・マ「何故知りたい・・」
王子「ダメですか?」
グラン・マ「いやあいいよ・・教えてやろう!」
グラン・マの回想シーン
グラン・マ「○○年前・・魔界には、
二代勢力があったんだ今の@@@@ともう一つ氷の一族****
keyはそこの王子だったのだが、女好きの@@@@がkeyの母に
目を付け争いを起こしてしまったんだ・・・
戦いは、互角だったのだが・・・
一族に裏切り者が出てしまつたんだよ。
keyの親父が、いない間に城を襲われてしまったんだ・・・・」
王子「で!どうなったの?」
グラン・マ「城は、焼かれてしまい!keyの妹は柱の下敷きになり死んでし まった。そして母は裏切り者に連れて行かれてしまったんだよ」
王子「裏切り者って!」
グラン・マ「keyの腹違いの兄だよ!」
王子「えェ!何で」
グラン・マ「keyの母親のことが憎かったんだろう!親父の寵愛受けていた からな・・おっと子供のお前に、こんなこと話してもな」
王子「いいよ!わかるよ。その人は?」
グラン・マ「@@@@の側近をしておる!その時Keyも凄い怪我をしておっ たのだが、それよりも目の前で起きた兄の裏切り可愛い妹の死
それが元で、心が壊れてしまっておったんだ。」
王子「ええ・・じゃあKeyのお父さんは」
グラン・マ「よく解らんが、keyの母親盾にされて@@@@にやられたと言 う話しじゃ」
王子「心が壊れたって!でも今のkeyは普通じゃない?」
グラン・マ「フルールに聞かなかったか?人形の様だったんだ長い間
それを、フルールが治したんだ・・あの子には人(魔物)の心を癒す
力があるのじゃ」
王子「(ええええ・・今の下僕じゃあ考えられない)どうやって」
グラン・マ「タダ毎日keyの所に行き話をして笑っていただけじゃ」
王子「フ〜ン!!じゃあもう一つなぜKeyはココに来たの?」
グラン・マ「keyの母親は、私の幼なじみだったのさ!だから心配で
かけつけた時には、もう遅かったんだあたりは火の海で
keyを助け出す事しか出来なかった。」
王子「歳あわないんじゃ?あ・痛い」グラン・マに頭を叩かれる。
グラン・マ「なんだって!われわれの寿命は長いんだよ」
王子「ごめんなさい・・・」
グラン・マ「素直だね」
王子「で・・keyは敵討ちはしないの?」
グラン・マ「どうなのかな・・今はフルールやローザを守ってくれようとして るが」
王子「フルールやローザには、何かあるの?」
グラン・マ「それは言えないよ・・・ほらフルールが心配するから、
行ってやっておくれ」
王子「うん!じゃあありがとう・・・」
何があるんだろう?フルールやローザには・・・・
王子のために用意された客間に戻ろうとすると・・・
フルール「ガクちゃ〜ん!どこ?ガクちゃ〜ん」
王子「フルールどうしたの?ココだよ」
フルール(泣きながら)「僕に内緒で、帰ってしまったのかと思ったよ」
王子「ゴメンね!ほら泣かないで・・(涙を拭いてやる)
今お庭でグラン・マにあったの」
フルール「どうして・・グラン・マの事わかったの?」
王子「え!・・・教えてもらったの・・グラン・マに・・で帰り方あぁああ
忘れた・・詳しく聞くの」
フルール「ええ・・帰っちゃうの?いやだよ〜うう僕を1人にしないで」
王子「フルールには、keyがいるじゃあないか?」
フルール「フルール寂しいんだもの・・ガクちゃんもいないと・・」
王子「もしかして・・(下僕て寂しがりや?じゃあもの凄く心配してるかな
下僕?)」
フルール「何?」
王子「フルール!もし僕が未来に帰っても・・グラン・マの話だと
身体が安定するまでは、ちょくちょくまた過去に来るみたいだから
大丈夫だよ」
フルール「そうなの絶対だよ・・・」
王子「それよりkeyはどうしてるの?」
フルール「しらな〜いい!!」
王子「(また女たちの所か・・・昔もかわんないんだな)
フルールあ・・遊ぼうか」
フルール「ええ・・何して遊ぶ?」
王子「(小声で)単純なヤツ」
フルール「ええナニ?」
王子「ううん可愛いよ」
フルール「ニコ」(^0^)
遊び部屋に戻ると・・・
王子「ふう・・疲れた?何か心配になっちやったな下僕の事が・・
フルールと下僕同じ人物とは思えないけど・・・
でも・・・僕帰らなきゃ早く帰らなきゃ・・」
色々考えながらも・・フルールと遊びつかれた王子は深い眠りに、
入ってしまいました。下僕の事を考えながら・・・・
そして夢の中あたり1面の光の向こうに僕を呼ぶ声が・・・
「王子・・・王子・・・」
あああの声は、初めて聞く頼りなげな下僕の声!
王子「僕は・・ココだよ」
そして目が覚めたそこは・・・・・
何日も王子は、意識を戻しません!
心配する下僕その姿は、日に日にやつれていきます。
key「ほらフルール少しは、休め!俺が見ててやるから」
下僕「その名前で、呼ぶな!お前なんか信用出来るか!」
key「そんな身体じゃあ!敵が現われても勝てないぞ!敵は俺だけじゃあ
ないだろう?」
下僕「解っている!王子・王子早く気が付いておくれ」
key「強情なヤツだな・・しかしこのままじゃあ・・フルール!!」
振りかえるフルールに当て身を食らわすkey
下僕「お前!・・・」
key「悪く思おうなよ・・・」
気を失った下僕を抱き・・王子の横のベットへ
key「ゆっくり休んどけ!王子は見ててやるから・・・
それにしても・・・あの時俺が・・・ふ〜」
王子「う・・う〜ん」
key「おい!おい!ガクト」
王子「うう・・・あれkeyここは・・・」
key「目が覚めたか・・お前ずーと意識がなかったんだぞ」
王子「ここは、僕戻れたんだ・・ああ下僕は?」
key「フルールは、お前の後ろのベットさ・・・ズート寝ないで
お前を見てるから・・俺が当て身を食らわしてやった」
王子「それ少し乱暴じゃない?」
key「他に方法がなかったんだ・・・幾ら魔物でも食べない寝ないそして
お前に力を与え続けてるから」
王子「そんな事したら・・・幾ら下僕でも危ないじゃん!」
key「そうだ・・それでなくてもコイツは、人間や他の魔物から
力をもらうような事しないからな」
王子「・・・女嫌い男嫌い人間嫌いだものね下僕!ネエ下僕が寝てる間に
Keyに聞きたい事があったの?」
key「ここじゃあ起こすから、俺の部屋に行くか?」
王子「うん!下僕には聞かれたくないし・・」
key「じゃあ行くか?そうだ大丈夫か」
王子「大丈夫だよ・・・行こうkey」
key「なんか寝てる間に逞しくなったな・・心なしか大きくなったし」
王子「ええそうかな?」
keyの部屋(客間)
key「心配したぞ!」
王子「keyが心配だったのは、フルールの事でしょ?
key?僕ね・・意識のない間過去に行ってたのそこで
まだ金髪の下僕とあなたに会ったよ」
key「やっぱりそうか・・」
王子「keyは、信じてくれるの?」
key「俺は、記憶を忘れてる訳じゃあないから・・お前に最初にあった時から・・フルールが幼い時懐いていた子供に似てると思っていた・・・
忘れていても心の片隅に覚えてて付けたのだと・・・」
王子「じゃあ・・・keyなんでフルールはあんなに可愛かったのに
どうして・・何があったの?」
key「それは・・言えない」
王子「ねえ・・keyどうして?どうして下僕はkeyの事忘れてるの?
今までだって・・・僕の追っ手してたの?
下僕を守るためでしょ!他の追っ手から僕や下僕を守ってたんでしょ?」
key「・・・・・・」
王子「どうして何にも言ってくれないの?」
key「ごめん!ガクトそれだけは・・・」
王子「わかった・・過去でグラン・マに遭ったの・・僕の力バランスが安定するまで・・何度かこう言う事があるらしいの・・自分で確かめるよ」
key「その事は、アイツには内緒にしておけよ」
王子「その方がいいかな・・わかった!」
key「男同士の約束だぞ・・じゃあお前も少し休め。」
王子「うん・・それなら・・前に約束したのも大きくなったらお願いだよ」
key「約束て?」
keyの耳元で
王子「ゴショゴショ・・ねえ」
key「H!大人になったな・・・そうだなあと100年ぐらい経ったらな」
王子「約束だよ・・じゃあ・・ええ・とここで休んでいいの?」
key「おお・・ほら休め」
休みながら・・・色々知りたい事聞きたい事はある
でもあのkeyの暗い顔を見ると・・聞けない?
二人の間に何があったの?
下僕の過去に何があったの?
王子が目覚め一日が経った・・
下僕「うう・・keyのヤツめ」
key「急に起きあがると吐くぞ」
下僕「うるさい・・ううう!あ王子は」
key「目覚めたぞ・・今食堂で飯食ってるぜ」
下僕「なんだって・・こうしてはいられない」
key「だからその身体じゃあ無理だって・・」
下僕「うるさ〜い」
そう言うと下僕は、keyが止めるのも聞かず起きあがる
その瞬間下僕の身体が・・・・・・
フラ〜ト倒れる
key「ほら言わない事じゃあない俺が呼んで来てやるから」
下僕「いや行く!こんな姿見せられない・・」
key「困ったヤツだな・・・仕方ない」
keyが下僕に近づいて来る
下僕「ななにをする〜んだ」
key「少し黙っておけ・・」
下僕「うう・・・」
keyが下僕に口づける・・・
パチン!!
key「痛いな・・・」
下僕「何するんだ・・」
key「何って!力を分けてやったんだろ・・お前人から奪うと言う事しないから、
今のままじゃ王子の前に出るには何日かかるやら」
下僕「なんだって!こんなに人に分け与える元気があるならもう出て行け」
key「そうだな・・・そろそろここに居るのも飽きたしそれもいいな」
下僕は起きあがり・・
下僕「さっさと出て行け」
key「顔赤いぞ・・大丈夫か?」
下僕「うるさ〜い」
それを外で聞いていた王子・・・・
王子「ああまずい戻らなきゃ・・・
でもどうして!下僕てあんなの・・keyが可哀相だよ」
何もなかったが如く食堂で・・・下僕を待つ王子
下僕「王子!!」
王子「わあ・・・なんだよ下僕」
王子に抱きつく下僕
下僕「何でも・・・・」
王子「バカだな・・・俺は大丈夫だよ」
下僕が落ち着きを取り戻すと・・・
王子「下僕・・僕が眠ってる間ズート看病してくれたんだって!
ゴメンね・・身体は大丈夫?あれ何赤くなってるの?」
下僕「なんでもない・・それよりもうアイツは元気そうなので
出ていってもらう」
王子「なんで・・いいじゃんkeyが居たって」
下僕「だめだ・・・」
そこへkeyが、入ってくる。
王子「key・・・本当出て行くの?」
key「ああ・・約束覚えておくから・・お前が大きくなったら
また会おうな」
王子「本当だよ・・・」
key「フルール・・何にもしないから少し王子を貸してくれ」
下僕「・・・・・」
王子「僕?いいよ僕の部屋に行く?」
key「ああ・・」
王子の部屋
王子「何で・・あれじゃあkeyが可哀相だよ」
key「いいんだ・・お前だけはアイツのフルールの傍に居てやってくれ!
アイツは・・・フルールは本当は寂しがりやだから」
王子「知ってるよ・・・」
key「そうか・・これをお前にやるよ・・約束のしるし・・」
王子「なあに?ああ・・蛇の指輪」
key「何処に居ても見てるから・・お前の事アイツの事」
王子「key・・・」
王子の頭を優しく撫ぜながら・・
key「強くなれよ・・お前ならなれるから・・・」
王子「うん・・約束するよ」
そしてその夜・・keyは銀色の翼を広げ旅立っていった・・・
key約束だからね・・・必ずまた!