エンジン内部




パッケージ 交換前 交換後

 燃費に改善が見られない、自分で出来る限りのことはしなければならないわけで、さてどこをいじってやろうかと考えていた時、思いついたのは点火系。と言うわけで、プラグケーブルとプラグを交換することにした。
 しかし、そこはレビューというマイナー車。簡単にパーツが見つかるわけもなく、どうしようかと考えていた。そこで朗報。実はこのレビューというクルマ、人気車種であるデミオのベースとなったクルマで、流用が利くパーツが多数存在するのである。そんなわけで、デミオ用の製品を探していたところで見つけたのが「ムサシ ZERO FOUR R シリコンパワー プラグケーブル」である。そして、使用したプラグはデンソー製「イリジウム タフ」のOEM品である「ハンプシナジー ハイパーイリジウムプラグVK16」である。
 電気抵抗を低減することにより、始動性能・加速性能・アイドリングが安定し、「燃費の向上」に優れる。そして、点火電力が大幅にアップすることで、より強力なスパークがエンジン性能をロス無く引き出す。さらにラジオやコンピュータ等に悪影響を与えるノイズを大幅にカットするらしい。
 こういう高性能プラグケーブルではNGKのパワーケーブルや、永井電子のウルトラシリコンプラグコードが有名だが、両方ともいかんせん値段が高い。軽く1万円オーバーの領域に行ってしまう。が、この製品は定価が9000円。店頭売価は10%引きで8100円、さらに1000円割引チケットを使ったので7100円。前記2者に比べマイナー(失礼!実際はチューニングパーツなどではかなり有名なメーカーです)であるが故にブランド名だけで高くつかなかったので、良しとしよう。
 そして、プラグを交換した事によるメリットは点火力アップにより、燃料をしっかり使うこと、あと、アイドリングがケーブル交換をしただけの状態に比べてさらに安定したことなど。
 実走チェックでまず感じたことは、加速性能がアップしたということと、坂での走行が相当楽になったと言うこと。実際、アクセルに足を乗せて少し踏んだだけで、「ポンッ」とスタートしてくれる。
 普段プラグやプラグケーブルにはあまり目が向かないが、これらの部品、実は消耗品である。長い間交換してないのなら、交換してみるのも良いかと思う。だが、交換したからといって、そこまで体感で分かるかどうかと言えば、何とも言えない。はっきり言って、この辺はもうドライバーの感性の領域になってしまうから。でも、同じクルマにずっと乗っている人なら、分かるのではないかと思う。
 



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