競漕記録:第54回国体広島県予選

[Ozawa Rowing Top Page]  [Results Index] update:1999-06-30


開催日1999年6月27日
開催地福山市芦田川漕艇場
天候くもり
波高波は少なく,影響がほとんどない程度.
競漕距離1000m

1 競漕記録

・備考欄より左は公式掲示からの書き写し.ただし備考欄には一部,個人的書きこみを追加した.
・コースは,降雨後の増水でかなり流れの速い状況であった.(9:30 推定0.55m/s) ・データNo.の欄より右は,個人的に計測したコースの平均流速から,静水タイムを推定したデータ.

            コース流速を補正した静水タイム推定値
No.レース風向・風速レーンクルー漕手順位備考・補足艇速データNo.流速補正艇速補正タイム静水タイム
  NW=順風       [m/s] [m/s][m/s][sec][min][sec]
1成年男子2×・決勝NW/1.81太田川BC 1305.23早川・渡部5.39910.554.849 206.24 326.24
   2三菱(混成) 2306.41近藤・船橋5.36520.554.815 207.71 327.71
2少年男子1×・予選ANNW/1.51皆実3357.40 4.21230.553.662 273.05 433.05
   2工大高A開地2350.75 4.33440.553.784 264.29 424.29
   3宮工藤井4401.22 4.14650.553.596 278.12 438.12
   4宮工桑原1348.15 4.38360.553.833 260.89 420.89
3少年男子1×・予選BW/2.01福山工川元1324.91 4.88070.554.330 230.94 350.94
   2宮工鎌田2329.02 4.78480.554.234 236.17 356.17
   3工大高B萩原3401.38 4.14390.553.593 278.33 438.33
   4廿日市森田   棄権 10     
4少年男子2×・予選AW/1.71宮工 3322.88 4.929110.554.379 228.36 348.36
   2皆実A 1317.95 5.052120.554.502 222.13 342.13
   3工大高C 4358.40 4.195130.553.645 274.38 434.38
   4廿日市 2319.98 5.001140.554.451 224.69 344.69
5少年男子2×・予選BW/1.01工大高A 1317.10 5.074150.554.524 221.06 341.06
   2工大高B 3441.75 3.549160.552.999 333.42 533.42
   3皆実B 2405.10ゴール直前(直後?)沈.4.080170.553.530 283.29 443.29
6少年女子1×・決勝NW/1.51明王台占部2359.82 4.170180.553.620 276.26 436.26
   2廿日市水谷1353.72 4.279190.553.729 268.20 428.20
7成年女子1×・決勝W/2.01福山臨床皿田2349.77 4.352200.553.802 263.01 423.01
   2修道大荒木1348.31 4.380210.553.830 261.10 421.10
   3同志社大木村 340.95オープン参加4.526220.553.976 251.51 411.51
8少年女子4+・決勝NW/1.01皆実 2335.66 4.637230.554.087 244.68 404.68
   2廿日市 1333.02 4.694240.554.144 241.29 401.29
 成年女子4+・決勝 3広島混成 1333.69少年女子と同時レース4.680250.554.130 242.15 402.15
9少年男子4+・決勝W/0.51皆実 2335.97 4.630260.554.080 245.08 405.08
   2廿日市 1328.10 4.805270.554.255 235.00 355.00
10成年男子4+・決勝W/0.31福山大学同漕会 3315.03 5.127280.554.577 218.46 338.46
   2広島工大・つくね会 2308.65 5.301290.554.751 210.49 330.49
   3太田川BC 1306.78 5.354300.554.804 208.16 328.16
11少年男子1×・決勝W/0.41宮工鎌田3335.84 4.633310.554.083 244.91 404.91
   2宮工桑原2326.78 4.836320.554.286 233.31 353.31
   3福山工川元1323.03 4.925330.554.375 228.55 348.55
   4工大高A開地4341.51 4.514340.553.964 252.24 412.24
12成年男子1×・決勝W/2.51福山市職員RC 4348.26 4.381350.553.831 261.03 421.03
   2三菱商事中国鉄鋼C近藤2324.19ゴール前までトップ.
(繰り上げ)
4.897360.554.347 230.02 350.02
   3三菱重工船橋3327.62 4.816370.554.266 234.38 354.38
   4太田川BC早川1323.922×とダブルエントリー.2×優先
ゴール前に逆転.
4.904380.554.354 229.68 349.68
13少年男子2×・決勝W/2.01皆実B    棄権 39     
   2皆実A 3318.96 5.026400.554.476 223.41 343.41
   3工大高A 4320.67 4.983410.554.433 225.57 345.57
   4廿日市 2318.17 5.046420.554.496 222.41 342.41
   5宮工 1313.88 5.158430.554.608 217.02 337.02

2 艇速一覧
 グラフの横軸は,表のデータNo.に対応.各クルーの換算平均艇速を示す.

ChartObject Chart 1

3 観戦記
 以下は,レースを観戦しての感想.ただし,クルーの全てを見たわけではない.いくつかの感想は特定のクルーのものであるが,ここでは敢えて特定しない記述としたのであしからず.

アップが不足全体として特に陸上でのウォームアップが不足しているのではないかと感じた.陸上での緩やかなアップから水上でのアップへ連続させ,スタートで最高の技術的・エネルギー的・精神的準備状態を作るというセッティングが不足しているように思う.
リギングが遅いリギングにだらだら時間をかけすぎ.新人もベテランも.どうしてあれだけ時間をかけてしまうのだろう?と不思議だ.
リギングの不備そして時間をかけたにもかかわらず正確にできていない.
スカルでの左右の不均衡少年男子2×などで左右のブレードワークの極端なアンバランス.バランスと左右の手の高さのセッティングとワークハイト,(カバー角)がうまくマッチングしていない.
周囲に対する配慮やたらはしゃいで周囲が見えていないケースも.
技術的不安定2ポテンシャルが高いにもかかわらず,安定したコントロールができず,またリギングの不備もあって切り込みを頻発し,もったいないケースがみられた.
技術的不安定3コースが維持できず,損失の大きい事例も散見.レーシングの前に,ステアリングを.
キャッチロスで大損一生懸命漕ぐ気持ちはわかるが,キャッチのロスが非常に大きい事例も.ブレードが水に浸かったときは,すでにスライドも上体も半分以上空転させてしまっている.また,上体のアウトサイドへの傾きなど.
身体的準備不足まだ1000m漕ぐ体でないまま出ているというケースはとてもよくない.
伸びしろと疲労持っている潜在力を充分引き出している例はビューティフルだ.そういう漕ぎが見たい.出ていないケースにはいくつかある.まだまだこれから,という安定した伸びのなかにあるケース(これは急ぐ必要はない).伸び悩み漕ぐことに疲れているケースは,見ていていたたまれない.回復のチャンスを視野を広げてさぐろう.
可能性自分の可能性を正確にわかっているケースは少ない.しかし決して過小評価すべきではない.目標は高く持ち,ちいさな確率の高い勝利に身をおくのではなく,自分の限界を見出せる(完全燃焼を得られる)より高いチャレンジのチャンスを選ぼう.

補足
 当日は大雨の影響で,国道2号線付近では堰を越える濁流も見えて,ちょっと不安になった.コース付近も当初,浮遊物が多くブイにもたくさん草がひっかかり不安であったが.レース前に主なブイのみ残して残りを撤去.準備が大変で,関係の方々は大変だったが,レースは無事行われた.
 なお流速の速さが多少どうかという気もするが,これも川のコースでは,やむを得ないだろう.ただ流速が速いだけにレーンによる流速差が若干生じたが,強い順流であるために一面では目立たなかった.風速の計測値は,若干コースコンディションを反映していない面もある.テント等の風下にあたるので,若干余計な乱れを観測してしまっているという印象だ.ゴールで計測する場合も,より障害物から離れるか高い位置で計測したい.コースコンディションを測るためには,500m付近のほうがより良いだろう.またコースにしても,平均風速のとり方で工夫する余地があるかもしれない.


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