第2章,第1項 A。 漕手のための工具(その1)。 この第2章では、ボートの基本的な取り扱いじょうの注意について説明します。 ボートの整備では、漕手も、自分の工具を持ち、基本的な整備、調整は自分でできるようにすべきです。 基本的な工具としては、コンビネーションレンチ、ラチェットレンチ、プライヤー、六角レンチ、ドライバーなどがあります。 1. レンチ。 レンチとは、ボルトやナットを回す工具です。スパナやモンキーレンチなどの総称で、多くのタイプがあります。 基本の1本としては、コンビネーションレンチと呼ばれる、端がメガネとオープンエンドになっているタイプが最適です。 サイズはボルトの頭の幅で呼び、よく使うのは10、13、17、19、21ミリです。 もち手の長めのものを、できれば各サイズ2本ずつ用意します。 ラチェットレンチもよく使われます。 一方向には空回りするので、作業が速くなります。 よく使うのは、リガーボルトのところで、サイズは10ミリです。 2. プライヤー。 プライヤーは、物を強くはさむ工具で、いろいろなところに使います。 はさむもののサイズによって、ジョイントがスリップする機構を理解しておきましょう。 3. 六角レンチ。 六角穴のボルトヘッドを回すための工具で、よく使うのは4ミリ、5ミリ、6ミリです。 L字型が一般的ですが、T字型も使いやすいです。 4. ドライバー類。 いわゆるねじ回しです。 ドライバーにもたくさんのタイプ・サイズがありますが、基本としては、プラスは普通サイズの2番と,少し小さい1番,そしてマイナスの普通サイズです。 グリップは太いものを選びましょう。 以上で、「漕手のための工具(その1)」の説明を終わります.その2では,計測器具の説明をします。