「道川神楽」
島根県 益田市匹見町
道川地区の大元神社・道川八幡宮
大元神社と道川八幡宮の秋祭りに、道川神楽社中の舞いが奉納されました。
以前は六調子の神楽として舞われていましたが大正時代に中断、現在の神楽は昭和27年に益田の真砂から伝承された八調子の石見神楽を舞っています。
熊襲(くまそ)とは、南九州に本拠地を構えて大和朝廷に抵抗した一族を、日本武尊によって討伐される物語で、九州の熊襲を平定するように命じられた小碓命(おうすのみこと)は少女のように髪を結い、小袖を着て熊襲の祝いの宴に紛れ込み、酒を飲んで上機嫌になった処を持っていた短刀で一気に斬りかかって討伐します。
これらの神楽では衣装の早変わりが見せ場にもなっています。
2018年の訪問した時に舞われた神楽
11月2日 大元神社・11月3日 道川八幡宮
1.「塩祓」 1.「塩祓」
2.「八幡」 2.「八幡」
3.「天神」 3.「塵輪」
4.「恵比須」 4.「恵比須」
5.「熊襲」 5.「鍾馗」
6.「大蛇」 6.「大蛇」
この道川八幡宮では10時から例祭の神事が行われ、神楽はこの後1時過ぎから6番の神楽が奉納されました。