「木綿畑新田太々神楽」
栃木県那須塩原市
旧黒石市木綿畑地区の稲荷神社
4月の第1日曜日
「磐戸の舞」
「稲荷神社」
「八幡舞」
「神饌物」
天照大神が磐戸にお隠れになって、世の中が闇となり悪鬼の青鬼が横行、伊耶那岐命が退治する舞い。
「猿田彦の舞」
こちらの神楽で他と違っているのは、舞いの初めから、天照大神と思われる人が舞台の右側にずっと座っている事です。
夫に捨てられた妻が鬼女に変貌、夫を呪い殺そうとするが、陰陽師によって鬼女は退散される。
「鬼女の舞」
「二神の舞」
男神「天津神」と女神「国津神」が、天地和合して万物を生じるとされる、二神による綺麗な舞い。
最初に舞われる舞いで、
四方を清める舞いです。
「国定」
木綿畑新田(きわたはたしんでん)の太々神楽、12座の神楽が伝承されているとの事ですが、
訪問した2016年の4月3日は、神社で例祭の神事が行われた後、神楽殿でも神棚に献饌する、「神饌物」の儀式が行われて、7座の神楽が舞われました。
「恵比寿舞」
この舞いでは、恵比寿に代わって「ひょっとこ」が、餅を餌に氏子からの祝儀を釣り上げます。
そして、最後に餅撒きとなりました。
各神々が岩戸の前で舞い、手力男命が岩戸を開いた後、神主が祝詞をあげます。
そして天照大神は猿田彦の案内で立ち上がり、そのまま楽屋に下がっていました。