「関本神社の太太神楽」
「白狐の舞」とか「稲荷の舞」などと言われる、
白狐の夫が畑を耕し、妻が種撒きをする農耕の舞いですが、この神楽では続きがありました。
茨城県筑西市
旧関城町の関本神社
3月3日
普通「だいだいかぐら」を漢字で書くと、「太々神楽」と書くのが通例ですが、こちらの神楽では「太太神楽」と、「」の字を並べた神楽名になっています。
「関本神社」
恵比寿さんの鯛釣りの舞いですが、
恵比寿は皆に撒く餅を餌に、氏子の寄進する鯛やお酒を次々と釣り上げ、最後に張り子の鯛を釣り上げて終わっています。
「蛭子の舞」
「岩戸びらきの舞」
ここでの「岩戸」は神官の持つ榊と鏡でした。
二人は大変仲の良い働き者の夫婦ですが、今流に言えば、
夫はちょっと尻に敷かれ、妻が生活の実権を握る、女性上位を思わせる舞いではないかと、勝手に解釈してしまう舞いとなっていました。
「猿田彦の舞」と「蛭子の舞」の後には、神楽の見学に来た幼稚園生との触れ合いがありました。
「八幡舞」
「翁の舞」
年老いても健康な姿を現した舞いで、長老の知恵に感謝して長寿・健康を祈る舞いです。
「猿田彦の舞」
「五行の舞」
「那岐・那美の舞」
「連れ舞」