バトルタンク

 

 

重戦車。地上を高速で走行し、ドーザーアームで各種の作業もこなす。
合体時には胴体となり、内蔵された大出力の原子炉からコン・バトラーにエネルギーを供給する。
搭乗者は西川大作。気は優しくて力持ち。普段は目立たないが、チームを陰から支える重要な役目を担っているのだ。

戦車という事だが、どちらかというと特殊作業車といった方が近い。
主要な武器であるアンカーナックルも、いかにもという感じ。
合体前には多くの余剰電力を使える為、強力なパワーを発揮できると解釈すれば、なかなか筋が通っていてリアルだ。

また、空が飛べないというのもいい。こういう、ある種の不自由さというか、弱点、ダサさが逆にメカの魅力でもあったりするものだ。
そして、飛ぶ事が出来ないからこそ、その飛ぶ事が出来ないタンクを空中へ吊り上げる超電磁の想像を絶するパワーが実感できるのだ。

 

アームが自在に可動!

バトルタンクの最大のギミックは、やはりアームの自在可動だろう。
最初は可動部が固いので、はっきりいって引き出すのにだいぶ勇気がいるが、最大まで引き出せば、かなり自由に動かす事が出来る。

 

 

ただ、可動部が固いうちはこれを元に戻すのも一苦労。
少しでも出ているとコンバインの時に上手くいかないので注意が必要だ。

もう一つのウリは、ゴムキャタピラだ。
可動もしないキャタピラ型のプラの固まりとは違う。パターンもちゃんと再現されているのはさすがである。

軟質樹脂製のアンテナもついている。それも取り外し式ではなくて、合体時には折りたたむようになっているのが芸が細かい。

 

 

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