Q | SSRIについて教えて下さい。 |
A |
■うつ病は、脳内のセロトニンとかノルアドレナリンといった物質の働きが低下するために起きると考えられています。抗うつ薬は、さまざまな作用機序で結果的に、これらの物質を高めるために効果を発揮します。 ■従来の三環系と呼ばれているグループの抗うつ薬は、アセチルコリンという物質の作用を低下させる力も合わせ持っており、そのため便秘とか口の渇き、発汗、鼻づまりといった副作用が強く、うつ病の治療効果は高いのですが、副作用の少ない薬が期待されていました。 ■そして四環系と呼ばれるグループの抗うつ薬が開発されました。マプロチリン、ミアンセリン、セチプチリンといった薬がそれに相当します。しかし、今度は副作用は減ったものの効果もやや落ちる傾向がありました。しかし、軽いうつ病には使いやすい薬となりました。 ■さらに、セロトニンの強化作用しか持たず副作用の少ない「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」というグループの抗うつ薬が開発されました。これが、SSRIと呼ばれているものです。 ■日本で現在使えるSSRIは、フルボキサミンという一般名の抗うつ薬のみで、1999年5月にデプロメールあるいはルボックスという名前で発売されました。 ■剤型として25mg錠と50mg錠があり、1日150mgまで使用できることになっています。 ■口の渇きや便秘や眠気などの副作用は少ないのですが、飲み始めに吐気が起きやすいとされています。それを除けば使いやすい印象を持っています。 ■また、「強迫性障害」「パニックディスオーダー」「過食症」などうつ病以外の病気にも効果が期待されています。 |