TOPIC No.4-2-2Linux


01.  日本Linux協会
02. Debian GNU/Linux徹底入門 ブックレビュー
03. ターボリナックス ジャパン
04. MIRACLE Linux
05. エンジョイ・レッドハット リナックス
06. Linux JF (Japanese FAQ) Project.
07. 日経Linux
08. 「ほぼ日」なりのリナックス研究 byほぼ日刊イトイ新聞
09.  素人リナックス-Linuxのリンク集
10.  のんびりLinux
10. linuxに関するホームページを紹介
都合によりasahi.comのニュースは削除します。

マイクロソフトの新戦略、リナックスにも対応へ (2001.03.15)CNN.co.jp

リナックスとウィンドウズの二重0Sパソコン発売 (2001.02.28) asahi.com
ターボリナックスジャパン

「リナックス」に陰り? 「ドット・コム」向け販売鈍化 2000.11.07 CNN.co.jp

TurboLinux Pro 7.0は12月出荷 ターボリナックス ジャパンの戦略2000年08月24日 ASCU24
ターボリナックスがLinux標準バージョンの登場を予想(06 Oct 2000)CNET Japan Tech News

「OS戦争」が本格化 NECなどリナックス強化

2003年03月26日 The Sankei Shimbun
 NECは26日、コンピューター向け無償基本ソフト(OS)「Linux」(リナックス)関連技術者を現在の1000人から2003年度中に倍の2000人体制にする方針を発表した。同事業では富士通や日本IBMも電子政府・自治体システムの需要を見込み、強化策を打ち出している。

 OSではパソコン向けを中心に米マイクロソフトの「ウィンドウズ」が圧倒的な強さを誇ってきたが、ここにきてリナックスとの「OS戦争」が本格化してきた。

 NECは03年度に、リナックス関連事業で現在国内3カ所のサポートセンターを5カ所に拡充。現在約100億円の売上高を倍の約200億円にする計画。日本IBMは今年から週2回の顧客向けセミナーを始めた。システム障害にも24時間体制で対応、保守サービスの強みをアピールする。

 富士通はリナックス対応の次世代サーバーを開発中。ソフト開発体制も強化し、06年度にリナックス関連売上高3500億円を目指す。

 リナックスは無償で経費削減が可能なほか、設計情報が公開済みで安心との見方から注目されている。危機感を強めるマイクロソフトは先月下旬、ビル・ゲイツ会長が来日し、政府関係者らへのトップセールスでウィンドウズを売り込んだ。


年内に共同研究機関 基本ソフト「リナックス」/インテルなど米3社とNEC2000.08.31【シリコンバレー30日=谷口正晃】The Sankei Shimbun

“脱マイクロソフト”加速

 インテル、IBM、ヒューレット・パッカードの米三社とNECは三十日、急成長している無償基本ソフト(OS)リナックスの研究開発機関を共同設立すると発表した。スポンサーとしてデルコンピュータのほか、レッドハット、カルデラ・システムズなどのリナックス・ソフトウエア企業八社も参加しており“脱マイクロソフト”に向けた流れが加速しそうだ。

 新設する機関の名称は「オープン・ソース・デベロップメント・ラボ」でオレゴン州ポートランドに年内に設立する。規模や出資額については公表されていないが、参加企業は今後数年間にわたり資金や機器の提供を行う。

 具体的な研究項目は未定だが、リナックスの改善、関連ソフトの開発トゥールの作成など、主に企業のリナックス利用を促進・高度化することを目的とするという。

 リナックスはヘルシンキ大学の学生によって開発されたOSで、再配布と改変の自由が保証されていることから世界中の技術者が改良に参画。ネット機器向けのOSとして利用が進んでいる。

 IDCの調査によれば、一九九九年のデータ蓄積用の中型コンピューター(サーバー)の二四%がリナックスを採用しており、マイクロソフトのウィンドウズNTの三八%に迫っている。共同研究開発の態勢がかたまったことで、中型機ではシェアが逆転する可能性が高い。

 また、リナックスはパソコン用OSとしても、ウィンドウズには遠く及ばないがマックOSとはほぼ肩を並べるほどに普及している。さらに、開発が進んでいるインターネット専用端末にはリナックスを採用するケースが増えている。

 こうした動きを受けて、今回の研究所には、“ウィンテル連合”(パソコン業界で八割超のシェアを誇るマイクロソフトのウィンドウズとインテルの超小型演算処理装置の組み合わせ)の片翼を担うインテル、ウィンドウズ・パソコン製造・販売大手のデルなどのマイクロソフトの“身内”も参画。中型機に続き小型機の世界でも「マイクロソフト独裁」が終わりを告げる可能性が強まった。

リナックスの新版、秋に登場 開発者明かす (2000.08.19) asahi.com

米リナックス展示会に大手が競い合って参加 (2000.08.17) asahi.com

「リナックス」推進に電機メーカーなどが本腰 (2000.08.05) asahi.com

リナックス普及めざし、ソニーと早大などが団体設立 (2000.07.13) asahi.com

ターボリナックス 、TurboLinux WorkstationにVMware他をバンドル

[Cyber Computer News No.213] 2000/06/23
 ターボリナックスジャパン株式会社は、今年4月に発売したデスクトップ向けLinuxディストリビューション「TurboLinux Workstation 日本語版 6.0」に新たに、「VMware Express for Linux」と、各種ユーティリティソフトを収録したボーナスCDをバンドルし、23日より発売を開始した。

 価格は、従来と同じ12,800円(税別)で、主にWindowsからの移行ユーザなど新規Linuxユーザを対象とする。

 今回、新たにバンドルされるのは、Windows95や98などのOSをLinux上で実行することができる米VMware社のバーチャルマシンモニタVMware Express for Linuxと、ボーナスCDに収録されるGUIツールキットのOpen Motif、PDFファイルリーダーのAdobe Acrobat Reader、Netscape Navigator用プラグインのReal PlayerおよびFlash Player、統合型表計算ソフトWINGZ Ver2.5J for Linuxのデモ版、3DCG作成ソフトShade for Linuxのデモ版、テキストエディタXZ Editor 0.9のベータ版、翻訳魂用Xクライアントなど。そして、この他に従来からバンドルされている日本語かな漢字変換システムのATOK12 SE for LinuxとWnn6 Ver.3、日英/英日翻訳ソフトの翻訳魂、System Commander Lite、RYOBI TrueTypeフォントなどの商用アプリケーションも付属する。

 推奨動作環境は、Pentium相当以上のCPUと32MB以上のメモリ、そして600MB以上の空き容量のあるHDD(2GB以上推奨)。電話・FAX・Webにて90日間3インシデントまでの無償サポートが受けられる。 (junya : junya@cybertech.co.jp)

日本IBM、リナックス普及へ本腰 (May 17, 2000) asahi.com

日本IBM、LinuxをサポートしたPCサーバ「Netfinity」の新シリーズなどを出荷

[2000/04/20]
 日本アイ・ビー・エム株式会社は、PCサーバー「Netfinity」の全製品でLinuxを正式サポートOSとして追加し、新シリーズおよび現行シリーズの新モデルの出荷を開始した。

 今回「Netfinity」に新シリーズとして加わったのは、Pentium III Xeonを搭載した「New Netfinity 7600」とPentium III Xeon 550MHzを4個まで搭載可能な「Netfinity 7100」、SCSIコントローラーなどを搭載した「Netfinity 5100」、薄型のラック専用モデル「Netfinity 4500R」の4シリーズ。

 また、現行シリーズの「Netfinity 1000」にはPentium III 600MHz搭載モデル、「Netfinity 3000」にはPentium III 650MHz搭載モデル、「Netfinity 5600」にはPentium III 800MHz / 733MHzを搭載した4モデルが新製品として加わった。

 なお、全製品で正式サポートOSとしてLinuxを採用している。

マック開発チームの元メンバー4人、リナックス改良ベンチャーに集結

00年2月22日 11時22分[サンフランシスコ 21日 ロイター]
 
 米アップル・コンピュータのマッキントッシュの最初の開発チームのメンバーだった4人が、基本ソフトのリナックスの使い勝手を良くすることを目指すシリコンバレーのベンチャーのEazelで顔を揃えた。

 米カリフォルニア州のパロアルトに拠点を置く同社は、同開発チームのメンバーだったBoichとHertzfeldの両氏、イースト・パロアルトに非営利のコミュニティー・テクノロジー・アクセス・センターのプラグド・インを立ち上げたDecrem氏によって、99年秋に設立された。

 21日付のニューヨーク・タイムズ紙によると、同社は、やはり同開発チームのメンバーだったKareとTribbleの両氏を迎え入れた。

米リナックス関連企業が共同会見、ソースコード公開で

00年2月3日 14時15分[ニューヨーク 2日 ロイター]
 
 無料基本ソフト(OS)「リナックス」関連の事業を展開する企業グループが、共同記者会見を開き、米インテルの次世代64ビットプロセッサー上で稼動するリナックス対応ソフトの開発に必要なソースコードを公開したことを明らかにした。

 共同記者会見を行ったのは、インテルの次世代64ビット・アーキテクチャー「IA−64」へのリナックス移植を進める「トリリアン・プロジェクト」に参加する各企業。 IA−64のマーケティングを担当するインテルのディレクター、ロン・カーリー氏は、「リナックスが主流となるなか、大手企業は、オープンソースの環境の下で協力していくことになる」と述べた。

 トリリアン・プロジェクトは昨春結成され、VAリナックス、レッドハット傘下のシグナス、カルデラ、SuSE、ターボリナックスといったリナックスのディストリビューターのほか、ヒューレット・パッカード、IBM、SGIなどの有力企業も参加している。  2日の米ナスダック市場では、共同記者会見を受けて、VAリナックスやレッド・ハットなどリナックス関連株が急伸した。

大手パソコン・メーカー、非ウィンドウズ用パソコン製造へ=米WSJ紙

99年10月28日 18時51分[ニューヨーク 28日 ロイター]
 米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、複数の大手パソコン・メーカーは、米マイクロソフトのウィンドウズ・システムを使用しない製品の製造に取りかかっている。  

匿名のソフトウエア業界関係者が同紙に語ったところによると、来年にも発表されるとみられるこれらデスクトップ型パソコンは、基本的にインターネットのネット・サーフィンのためにデザインされ、従来のウィンドウズ98使用のパソコンよりも、だいぶ低く価格設定される。

同紙は、このような機械の販売が実施されれば、マイクロソフト社のデスクトップ・パソコンにおける支配は小さくなる可能性がある、としている。

WindowsにインストールするLinux登場 -「WinLinux2000」

by MYCOM PC WEB news 1999.9.22 No.1
 とうとうWindowsにインストールするLinuxが登場した。その名も「WinLinux2000」。このたびリリースされたのはそのファイナルベータバージョン。WinLinuxのサイトから無償ダウンロード可能となっている。

 WinLinuxは今までにないいくつかの特徴を持つ。普通のWindowsアプリケーションと同様の簡単なインストールが可能で、ハードディスクのパーティショニングも必要ない。インストール後はWindowsのコントロールパネルにインストールされたアプリケーションとして表示される。KDE(K Desktop Environment)を使ってグラフィカルでユーザーフレンドリーな環境を整えているほか、トラブルシューティングユーティリティも含まれている。 また、Windowsネットワークドライブへのアクセスも可能になっている。

 正式版のリリースは11月頭を予定している。

岐路に立つLinux、無償に群がる有償ビジネス

〔日経産業新聞 9月12日〕
 コンピューター用のOS(基本ソフト)「Linux(リナックス)」が岐路に立たされている。マイクロソフト対抗の無料OSとして勢力を伸ばしてきたが、シェア拡大の陰で、Linuxユーザーに有料でソフトやサービスを提供する企業 が急成長し始めた。新時代の無料ソフトとしてもてはやされたLinuxの周囲に、一獲千金を夢見る起業家たちが続々と集まる――。無料と有料という異質な要素の“接ぎ木”に成功し、新たな成長軌道をたどることができるのか。Linuxは正念場を迎えている。

 「潜在需要の大きな企業のニーズにこたえるため日本法人を設立した」――。米レッドハット・ソフトウエア(ノースカロライナ州)のロバート・ヤング会長は10日、千葉・幕張メッセで会見、対日進出を高らかに宣言した。

 話題の最大手レッドハットはインターネット上を無料で流通しているLinuxプログラムを取りまとめた上で、解説書などを付けて有料パッケージソフトとして販売。さらにLinuxユーザーにアフターサービスを提供している。市場では 多くのLinuxパッケージソフトが出回っているが、レッドハットは同パッケージで世界シェア約55%(98年、IDC調べ)の最大手。無料ソフトのLinuxでもうける代表的企業だ。

 株主にはインテル、IBM、オラクルなど米情報産業大手がずらりと名を連ねる。8月11日には米株式市場ナスダックに上場。初日の終値は公開価格の約3倍の51ドルを付けるなど話題の成長企業だ。日本でもLinuxはサーバー用OS市場でシェア10%をうかがう勢いで伸びており、レッドハットはこのタイミングをとらえて対日進出を果たした。 だが急成長するレッドハットにもここにきて、一種の逆風が吹き始めている。

 第1は、草の根のLinux開発者の中から、レッドハットの急成長ぶりに一部反発の声が出ていること。株式公開でレッドハットの時価総額は一気に数千億円規模に膨らみ、経営陣は巨額の富を手にした。もともとLinuxはマイクロソフトの独占に対抗、草の根の研究者たちが無償で開発に協力してきた。公共財に近いOSの確立を目指してきたLinuxの開発者にとって、レッドハットの予想以上の成功は一種の「ただ乗り」に映る。

 もちろん、レッドハットの提供するパッケージソフトやサービスは、ユーザーにとって付加価値のある商品。Linuxは無償で利用でき、自由に改良できる半面、利用者は自己責任を負うのが原則だ。Linuxの「無料配布」の特徴だけが強調されすぎた点を反省する声もある。

 実はレッドハットは株式公開に際して、Linuxの開発に協力してきた技 術者たちに成果を還元しようと、同社の株式購入の権利を提供しようとした。 ただ、1300件の応募のうち約10%がSEC(米証券取引委員会)の規制で購入できず、選に漏れた開発者から不満が噴出。レッドハットが矢面に立った。

五橋研と決別

日本市場でも摩擦が起きている。レッドハットはこれまで日本で五橋研究所(東京・千代田、窪田敏之社長)とパートナー契約を結び、レッドハット版Linuxを販売してきたが、8月末に五橋研との契約を打ち切った。契約打ち切りの一因が、レッドハットの版権使用料の大幅引き上げ要求。「オープンソース時代のビジネスモデルについて、レッドハットがわかっていないと実感した」(窪田社長)。

Linuxは91年にフィンランドの大学生だったリーナス・トーバルズ氏が原型を開発したのが原点。ソフトの核にあたるプログラム(ソースコード)をネッ上で公開し、10万人を超すとも言われる世界中のプログラマーがボランティアで改良を積み重ねる「オープンソース方式」と呼ばれる新たな開発手法を取ることで、安定性や信頼性を高めてきた。

 ただ、企業ユーザーから見ると、草の根プログラマーが作りあげたLinuxにはトラブル時の対応窓口がなく不便。ここに目をつけたレッドハットがサポートなど顧客サービスの窓口として名乗りを上げた訳だ。

 ユーザーにとっては決して悪い話ではないが、無料ソフトという触れ込みにひかれてLinuxを導入したユーザーや開発者の間に一種の違和感があるのも事実。あるLinuxの若手開発者は「マイクロソフトの向こうを張ってLinuxの普及を後押しするのは楽しいが、開発の成果を他のソフト、ハード大手が我が物顔で利益を追求するのは気分が悪い」と複雑な表情を浮かべる。

文化の接ぎ木

 草の根の技術者が無償で開発に協力するボランティア精神と、Linuxでひとやま当てようとするレッドハットなど新興企業――。2つの勢力のカルチャーを突き詰めると、一種のイデオロギー論争にまで行き着く。相反する2つの文化を接ぎ木するのは容易ではないが、Linuxが今後も発展を続けるためには、アフターサービスを提供する企業群の力も欠かせない。「マイクロソフトを3年から5年で逆転する」と豪語するロバート・ヤング会長の挑戦を、世界のハイテク関係者が注目している。(染谷好信)

【LinuxWorld Expo】Linus Torvalds氏、Linuxカーネル次版の計画を明らかに(99/08/12 日経バイト)

東京急行電鉄、Linuxサーバーでグループウエア・システム構築 (1999/07/30 日経コンピュータ)

フリーUNIXの企業導入率は6.7%--日経MA調査(1999/07/26)

米IBM、音声認識ソフトViaVoiceのLinux版ベータを配布 (1999/04/28 日経バイト)

Linuxは中小規模サーバーとして活躍 (1999/04/26 日経パソコン

Linux 入門講座 by Biglobe

オープンソース文化に支えられたLinuxはいよいよ商業化の段階に

「コミュニティから生まれたLinuxサポート会社」---米LINUXCAREのDavid L.Sifry氏

(99/03/11 日経オープンシステム)

HOMEBACK