路地をのぞくと
そこには祭り仕度をした
爺孫が山車を待っている。

自転車が通るのがやっとの道
以前はあちこちで見かけた。

窓と窓が近くて家の中から
隣の家へ声が飛び交うような。

なんとなく人情を
感じる路地だった。