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#1
冷たい空気が、ちいさな希望を抱いた蕾を笑ってる
太陽は少し開いたそのドアをノックしている
空は不思議そうに眺めていて
運命を待っているのか
そこには明暗の顔がある
きょうは、枝が揺れるだけ
明日は何かを語ってくれるのか