カボチャドキア国立美術館

北九州市門司区谷町2-6-32
開館日:土曜日・祝日

門司という町にはもう一つの空間であるカボチャドキア王国が存在する...
その王国の中に小さな美術館がある...

門司区の山手に向うと古い町並みの谷町というところがある。その古い町並みの古い建物の一軒がカボチャドキア国立美術館だ。 昔、三菱倉庫の保養所だった建物で、昔の建具をそのまま残して改装されています。
とても「通りがかりに...」というところにはないので、ひっそりと立っています。

カボチャ色とアーチのかかった洋風レトロ建造物です。

庭には小さな草花がたくさん咲いています。

館長のお名前はトーナス・カボチャラダムス。俗世間の名前は河原田徹と言われるそうです。

哲学者と予言者の名を足して2で割った名前で、仮想空間「カボチャドキア王国」の王様もしておられます。

トーナス氏は、いつ美術館にいらっしゃるかは知りませんが、たまたまいらっしゃいましたのでサイン↓をいただきいました。

トーナス氏は、もともとは建築家だったそうですが、銅版画やペン画、テンペラ画など数々の作品を独自の世界観で人々の生活を描いてる。現代の和製ブリューゲルとでもいうべきか...
トーナス氏は、オーバーオールのジーンズにカボチャ型の座布団風帽子(王冠?)が正装のようで、大抵そのような格好をされているそうです。メガネの下の目はとても優しそうでした。リコーダーが趣味らしく、オーバーオールのポケットには数本のリコーダーが入っており、その時の気分によってリコーダーを選ばれるそうです。
私たち家族が美術館を出るとき、お見送りにずっとリコーダーを吹いて送って下さいました。
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