東京都江戸川区
上篠崎地区の篠崎浅間神社
6月30日・7月1日
邇邇芸命(ににぎのみこと)が天津国より高千穂の峰に降臨する途中、天宇受売命と猿田毘古神が結ばれ、
猿田毘古神は無事、邇邇芸命を高千穂の峰に先導する。
「神剣幽助」
「神楽殿」
高天原より国土を献上するようにとの使命を持って来た天菩比命、献上に反対する大国主命の子供である、建御名方神は一計を案じ、酒を勧めて酔ったところで、刃向かって追い返す舞い。
小鍛冶の宗近に皇帝より「剣を献上するように」との勅命が下りるが、優れた向槌が居なくて困っていると、稲荷大明神が現れて、見事な向槌をうって剣を完成させると言う舞い。
「浅間神社」
「天孫降臨」
各神楽の説明は、保存会の「演目の説明」より引用、
神々の名前もこの説明書のをそのまま引用しました。
この「江戸の里神楽」は、京都の壬生狂言の影響を受けて工夫され、それが江戸の民衆によって強い演劇性を盛り込んだとされていて、お囃子や動きで「能狂言」を強く感じさせる舞いとなっていました。
「葛西の里神楽」
「稲荷山」
「三筒男」
序開きに舞われる御祝儀物の舞い。
東京都の東部・埼玉県東部・千葉県西部と言った範囲で舞われている「江戸の里神楽」で、その始まりは、
江戸時代初期に、埼玉県の鷲宮神社の「土師一流催馬楽神楽」
(はじいちりゆうさいばらかぐら)から伝わったとされています。
「菩比神使」
食物を司る神の使い「天狐」と稲荷大神の舞いで、五穀豊穣を祈る舞い。