「山田十二神祇神楽」
広島県 府中町
山田地区の多家神社
4月の第1日曜日
村人を苦しめる大鬼と小鬼の親子、
この鬼を退治する「杵築大明神」(きいづきだいみょうじん)との戦いの舞いで、小鬼が弓にあたり倒れてしまいますが大鬼の魔力で生き返ります。
しかし最後には、杵築大明神の従者「芝朗の神」(しばろうのかみ)によって退治される、天下太平を願う舞いです。
(杵築大明神は出雲大社の神との事です)
春期例大祭で舞われる神楽で、拝殿で行われる神事の後「巫女の舞い」が舞われます。
その後、舞殿を隣にある神楽殿に移して6番の神楽が舞われました。
恵比須が鯛釣りを楽み、いたずら者がその鯛を盗むと言う舞いです。
荒ぶる神である荒平を、刀で殺すのではなく人の三徳「仁・智・勇」を問答によって説き伏せる舞いです。