TOPIC No.5-41 統合失調症

01.西ナイルウイルス by YAHOO! ニュース

統合失調症のセロクエル錠に副作用、1人が死亡

2002年11月07日 Yomiuri On-Line
 統合失調症の新治療薬「フマル酸クエチアピン」(商品名・セロクエル錠)を服用した患者13人(女性7人、男性6人)に、血糖値上昇による高血糖や糖尿病性こん睡などの副作用が現れ、うち1人が死亡していたことがわかり、厚生労働省は7日、製造元の「アストラゼネカ」(本社・大阪)に対し、緊急安全性情報を医療機関に配布するよう指示した。

 ア社によると、同治療薬は幻覚や幻聴などの症状を軽減させるだけでなく、従来の治療薬では対応できなかった引きこもり症状などにも効果があり、昨年2月の発売以来、今年9月までに推定約13万人の患者に使用された。

 副作用が出た13人のうち、こん睡に陥ったのは4人。このうち50代の男性が今年6月に死亡した。死亡した患者は糖尿病の既往歴はなかったという。

精神分裂病:「統合失調症」に変更 日本精神神経学会が決定

2002年08月26日Mainichi INTERACTIVE
 日本精神神経学会(理事長・佐藤光源東北福祉大教授)は26日、横浜市で総会を開き、精神分裂病から統合失調症への呼称変更を正式に決定した。同市で開催中の世界精神医学会横浜大会でも27日に、このテーマで市民フォーラムを開くなど、偏見除去のための呼称変更の意義を訴える。

 佐藤理事長は「治療法の進歩で治る病気となり、疾患の中身がかなり変わってきた。外国でも現在の呼称(スキゾフレニア)を変えなければという問題意識はある」と述べ、日本の呼称変更を国際的な動きにつなげたい考えを示した。

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