TOPIC No.4−1 Webブラウザー

01.
 Internet Explorer ダウンロード
02. NETSCAPE (2008年03月01日でサポート終了)
03.
 Moziller Suite(日本語版)オールインワン インターネット統合ソフト by mozilla japan
04.
 Firefox 3 (最高の進化を遂げたFirefox) by mozilla japan
05.
 Opera 9.5公開
06.
 Opera社SVPに聞く「9.5」魅惑の新機能(2008年06月19日) ASCII.jp
07.
 Safari(サファリ)アップルにより開発されているウェブブラウザ。 byフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
08.
 Safari世界で最も先進的なブラウザ
09.
 主要ブラウザの性能比較:IE、Firefox、Opera、Safari(前編)2008/06/06 ZD NeT Japan
10.
 初心者のためのインターネット用語集 by @nifty
11.
 CLUBPC security

WWWとは「World Wide Web(世界中に広がったくもの巣)」の略で、ホームページを配信するためのシステムです。ホームページの網の目がくもの巣のように世界中に張りめぐらされていることに由来しています。


Windows版「Safari 3.1.2」が公開、指摘されていた脆弱性を修正

2008/06/20 Internet Watch

 アップルは19日、Webブラウザ「Safari 3.1.2 for Windows」を公開した。Windows版のSafariについては、任意のプログラムを実行させられる危険のある脆弱性の存在が指摘されていたが、 Safari 3.1.2ではこの問題を修正。アップルではすべてのユーザーに対してアップデートを推奨している。

 Safari 3.1.2 for Windowsでは、合計4件の脆弱性を修正。うち1件は、ユーザーの許可なしにファイルが自動的にダウンロードされ、実行されてしまう危険のあるもので、マイクロソフトでは5月30日に「適切な更新プログラムが提供されるまでは、Windows版Safariの使用を控えることを推奨する」という内容のセキュリティアドバイザリを公開していた。

 アップルではこの問題に対処するため、ダウンロード時に必ず確認用のプロンプトを出すようにするとともに、ダウンロードファイルの標準の保存先をデスクトップからユーザーのダウンロードフォルダに変更した。( 三柳英樹 )

「Firefox 3」、リリース後24時間で830万件のダウンロードを記録

2008年06月19日 (CNET Japan) 読売新聞 Yomiuri On-Line

 この統計データを、まったくうのみにはできないかもしれないが、Mozillaは「Firefox 3」が、オンライン提供開始後の最初の24時間で、800万件以上のダウンロードを記録したことを明らかにした。

 オープンソースブラウザのFirefoxを開発するMozillaは、ダウンロードの世界記録樹立を目指している。米太平洋夏時間で6月17日午前11時16分にスタートして、18日の同時刻まで続いた24時間が記録の対象となっており、Mozillaは現在、ギネス世界記録による認定を待っているところであると述べた。

 ダウンロードレートは、17日には毎分1万4000件のピークに達し、18日午前の時点でも、依然として毎分6000件以上の勢いを保っていた。

 次なる疑問として、これが一体どれほどの変化を意味しているのかという点が挙げられる。

 Mozillaは、今回のダウンロード記録への挑戦で、熱狂的なファンからの注目をあおりはしたが、現段階でFirefox 3をダウンロードした人々の大多数は、すでにFirefox 2のユーザーであった人々であり、いまだ市場を支配しているMicrosoftの「Internet Explorer」(IE)や、市場で3位を占めるAppleの「Safari」ユーザーの多くが乗り換えを図っているというわけではなさそうである。

 また、Firefoxをダウンロードして、インストールし、使用することと、メインのブラウザとして乗り換えることとの間には、大きな違いもある。しかしながら、早くもNet Applicationsがリリースした調査では、Firefox 3の使用率が、(ブラウザ市場全体の)少なくとも4%以上に達していることが示されている。

 計測には誤差が生じることも忘れてはならない。実際にどれほどのFirefox 3が、ただ単にダウンロード件数を伸ばそうとすることに熱心なFirefoxファンによってインストールされたものなのかを明確にするのも、不可能なことである。

 830万件という数字は、十分に記録樹立に値するものかもしれないが、Adobeを支持するブロガーのRyan Stewart氏は、AdobeのFlashプラグインのインストール件数は、平均すると毎日800万件に達しているとも指摘した。

 そうはいっても、ただ筆者が懐疑的に唱えたからといって、今回の件が台無しになるようなことがあってはならない。宣伝効果を狙っただけかもしれないが、Mozillaがダウンロードのギネス世界記録樹立を目指して大きな注目を集めたという事実は、Firefoxが、ただの一片のソフトウェア以上のものであることを示している。これは、人々の帰属意識を高めるムーブメントなのである。

「Opera 9.5」が470万ダウンロード達成

2008/06/18 Internet Watch
Tetzchner CEOに“大西洋横断遠泳"の記憶よみがえる

 ノルウェーのOpera Softwareは17日、Webブラウザ「Opera 9.5」のダウンロード数が470万を突破したと発表した。Opera 9.5は、5日前の6月12日にリリースされた、同社の最新版Webブラウザだ。

 Operaによると、2006年に「Opera 9.0」が発表されて以来、Operaの利用者数は倍以上に増えたとしている。また、Opera 9.5リリース前にもベータ版のダウンロード数は新記録を達成していたという。

 Opera SoftwareのCEOであるJon von Tetzchner氏は、「2005年を振り返ると、4日間で100万ダウンロードを達成したために、私は大西洋を泳いで渡らされた。今年は私に水着を引っ張り出してくるように言う人が誰もいないのでうれしく思う。代わりに子供たちを旅行に連れていこう」とコメントしている。( 青木大我 taiga@scientist.com )

「Opera 9.5」リリース、新エンジン搭載、携帯用Miniと情報同期

2008/06/13マイコミジャ−ナル Yoichi Yamashita

 ノルウェーのOpera Softwareは6月12日 (現地時間)、Webブラウザの最新版「Opera 9.5」をリリースした。パフォーマンスの改善やセキュリティ強化が行われたほか、同ブラウザを搭載した複数のパソコンや携帯電話用ブラウザ「Opera Mini」との間で、Webブラウザが扱う情報を同期できるようになった。

 Operaはクロスプラットフォームを重視し、早くからWindows、Mac、Linux向けのバージョンを提供、さらにモバイル版を用意してきた。最新版では複数のパソコンと携帯電話でのWeb利用体験の融合が目標の1つとなっている。それを担うのが新機能の「Opera Link」だ。Opera 9.5と携帯電話用の無料Webブラウザ「Opera Mini」の間で、ブックマーク、Speed Dial、メモなど、ユーザーが選択した情報を自動的に同期できる。例えばデスクトップPCで目的地までの道順やショッピングリストをOpera 9.5にメモしておけば、外出時にモバイルPCのOpera 9.5または携帯電話のOpera Miniにログインするだけで簡単に確認できる。

 フィッシングやマルウエア対策のFraud Protectionには、Haute Secure、 Netcraft、PhishTankのセキュリティ技術が導入されている。従来のように危険なWebサイトからユーザーを守るだけではなく、マルウエアや他の悪意のあるソフトウエアからユーザーを保護してくれる。

 新しいブラウザエンジンによるパフォーマンスアップも特徴の1つだ。HTMLおよびJavaScriptのレンダリング速度がOpera 9.2の2倍以上に。サードパーティ製のプラグインの動作、起動時間も向上した。

 このほか過去に訪れたWebサイトを探す際、履歴に残されたWebサイトのタイトルとアドレスだけではなく、Webサイトのコンテンツも検索の対象にできるようになった。同社は、この機能をQuick Findと呼んでいる。

 標準のスキンがよりシャープなデザインになり、タブやその他の操作ボタンも修正された。これらはOpera開発への協力に同意したユーザーから利用データを収集、それらを分析した結果に基づいた改良だという。

 Opera 9.5は、Operaのサイトから無料でダウンロードできる。Windows版、Solaris Intel版、Mac OS X版、Linux (x86_64、PowerPC、i386)版、FreeBSD版などが用意されている。

「Opera 9.5」正式リリース、複数マシンのブックマーク同期や高速化など

2008/06/12 Internet Watch

 ノルウェーのOpera Softwareは12日、Webブラウザ「Opera 9.5」を正式リリースした。Windows、Mac、Linux版を無料でダウンロードできる。

 新機能としては、Operaをインストールした複数のPCで、ブックマークやスピードダイヤル、メモを同期できる「Opera Link」を搭載。携帯電話用ブラウザ「Opera mini」との同期も可能となっている。

 また、訪問したページ履歴をアドレスバーから全文検索できる「全文履歴検索機能」をサポート。これまでに閲覧したページのキーワードを入力すると、ページ内の一致するテキストを表示する。

 さらに、メールクライアント、RSSフィード、ブラウザ自体の高速化を図ったほか、Web上のマルウェアやフィッシングを防ぐ機能を搭載。ブラウザのスキンもシャープな外観に変更したという。( 増田 覚 )

「Internet Explorer 8」と「Silverlight 2」がベータ2に

2008/06/04 マイコミジャ−ナル Yoichi Yamashita

 米Microsoftは6月3日 (現地時間)、「Internet Explorer 8」(IE8)のベータ2を今年8月に、「Silverlight 2」のベータ2を今週中にリリースすることを明らかにした。米フロリダ州オーランドで始まった「Tech?Ed North America 2008」の基調講演でBill Gates会長が発表した。

 IE 8は現在、標準対応を改善し、「Activities」や「WebSlices」などの新機能を備えたベータ1が開発者向けに公開されている。ベータ2は日本語を含む20言語に対応してリリースされるという。Microsoftは今年3月にデフォルトレンダリングエンジンをIE 8のスタンダードモードに変更すると発表。IEBlogでは、Internet Explorer 7のレイアウトエンジンを利用している開発者に対して、8月までに対応方法を確認するように促している。

 間もなくリリースされるSilverlight 2 beta2は、米NBC Universalが北京オリンピックのオンラインコンテンツに利用するという。なおMicrosoftは最新ベータにあわせて、「Expression Blend 2.5 June 2008 Preview」と 「Silverlight Tools beta 2 for Visual Studio 2008」もリリースする。

「Safari」Windows版の複合的脅威について、Microsoftが警告

2008/06/02 Internet Watch

当面、Safariの使用を控えることを勧める

 米Microsoftは5月30日、Appleの「Safari」ブラウザがWindows Vista/XPにインストールされていると複合的な脅威が発生し、許可なくファイルが実行されてしまう可能性があると警告した。この情報は、 Microsoftのセキュリティアドバイザリ「953818」として公開されている。

 この脅威により、Windows Vista/XP上でSafariを使用すると、ユーザーの許可なしにファイルが自動的にダウンロードされ、保存されてしまう可能性がある。その上で、 Windowsが実行可能ファイルを扱う方法の設定によっては、そのファイルが実行されてしまう可能性があるとしている。

 Microsoftでは、この問題に対処する方法として、AppleとMicrosoftから適切な更新プログラムが提供されるまでの間、SafariをWebブラウザとして使用することを控えるよう勧めている。

 それ以外の暫定的回避策としては、Safariの設定メニューにおいて、ダウンロードするコンテンツの保存先を、ローカルディスクのデスクトップ以外の場所に変更することを挙げている。

 Microsoftでは、この件についてAppleと調査を行なっていると説明。また、現段階では具体的な攻撃事例を確認していないとも説明している。 ( 青木大我 taiga@scientist.com )

「Opera 9.5」ベータ2公開、履歴の全文検索やセキュリティの向上

2008/04/25 Internet Watch

 ノルウェーのOpera Softwareは24日、「Opera 9.5」ベータ2を公開した。Windows版、Mac OS版、UNIX版(Linuxなど)がある。

 Opera 9.5は、コードネーム「Kestrel」で知られている同社の次期バージョンブラウザ。訪問したページ履歴の全文検索や、セキュリティの向上、メールクライアントの改良などが加えられる予定だ。今回公開されたベータ2では、ベータ1にはなかった新機能や改良点があり、同社では興味あるユーザーに試用を勧めている。

 まず、訪問したページ履歴の全文検索がアドレスバーからできるようになり、検索の精度やパフォーマンスが向上した。

 さらにセキュリティ面で数多くの機能が追加された。まず、詐欺防止機能のバックエンドが改良され、デフォルトで利用する設定になった。またEV SSL認証をサポートした。

 特にエンドユーザーにとって魅力的なのは、アドレスバーで色によってセキュリティの状況がわかるようになったことだ。EV SSL認証を使用している安全なサイトでは金色の鍵を表示するほか、通常の認証セキュリティを利用しているサイトでは銀色の鍵、HTTPSを利用していながら問題が発見されたサイトでは「?」マークを表示。通常のサイトでは何も表示されず、ブラックリストに掲載されているサイトでは赤色の警告を表示する。

 そのほかにも、Webページで画像を表示する際のパフォーマンスが向上している。

 Windows版では、Silverlight 1.1のウィンドウレスモードをサポートした。また、Mac OS版とUNIX版では、新しいプラグインアーキテクチャを採用し、信頼性が向上している。Mac OS版では、起動時間も向上したとしている。

 これとは別の発表として、Operaが開発している「Opera Dragonfly」という新製品が、Web開発者向けのツールであることが明らかになった。Opera Dragonflyは5月6日にアルファ版が公開されることになっており、現在、Opera Dragonflyのページではカウントダウンが始まっている。アルファ版では、製品版で予定されているすべての機能はまだ公開されないとしている。( 青木大我 taiga@scientist.com )

「Safari 3.1.1」公開、4件の脆弱性を修正

2008/04/17 Internet Watch

 アップルは16日、Webブラウザ「Safari」の最新版となる「Safari 3.1.1」をリリースした。Windows版、Mac OS X版ともに脆弱性の修正が行なわれており、アップルではユーザーに対してアップデートを推奨している。

 Safari 3.1.1では、合計4件の脆弱性を修正。4件中2件はWindows版のみに影響があり、2件はWindows版とMac OS X版の両方に影響がある。

 Windows版のみに影響のある2件は、アドレスバーの偽装が可能になる脆弱性と、ファイルダウンロード時のメモリ破損の脆弱性。 Windows版とMac OS X版に影響のある2件は、クロスサイトスクリプティングが可能になる脆弱性と、JavaScriptの処理に関する脆弱性。脆弱性を悪用された場合には、悪意のあるサイトを閲覧しただけで任意のコードを実行させられる危険がある。( 三柳英樹 )

米Apple、“世界最速Webブラウザ”「Safari 3.1」発表

2008/03/19 Internet Watch

 米Appleは18日、「Safari 3.1」をMacとWindows向けに発表した。

 Appleは、Safari 3.1を“世界最速ブラウザ”と銘打っており、他のブラウザとの速度比較結果を公開している。Appleの発表によれば、Safariはページの読み込み時間がInternet Explorer 7の1.9倍、Firefox 2の1.7倍速い。さらに、JavaScriptの動作速度が向上し、他のブラウザよりも最大で6倍速いとして、Web 2.0サイトを利用するのに最適だと説明する。

 さらに、Web標準規格への対応も進んだ。例えばCSS 3 Web font、CSS transforms、CSS transitionsへの対応、HTML 5の
 またWindows版では、「戻る」「進む」のパフォーマンスが向上、署名済みJavaアプレット対応、日本語、中国語、韓国語表示の改良、国際化ドメイン名対応、プラグイン利用時のポップアップブロック機能の動作が改良されている。

 そのほか、互換性が向上して多くのWebサイトが正常に表示されるようになったほか、安定性も向上している。また、幾つかのセキュリティ上の脆弱性も修復されている。

 Safari 3.1は、Appleのソフトウェアアップデートを通して提供されるほか、Safari公式サイトでも無償公開している。

 Safari 3.1の稼働要件は、Mac版ではOSがMac OS X Tiger 10.4.11またはLeopard、最低メモリが256MB、IntelまたはPowerPC 3/4/5に対応する。Windows版では、OSがWindows Vista/XP、最低メモリが256MB、CPUは最低500MHzのPentiumプロセッサが必要となっている。( 青木大我 taiga@scientist.com )


Netscapeに不正なGIFファイルによる脆弱性〜Firefoxでは既に修正済み

2005/04/27 INTERNET Watch( 三柳英樹 )

 デンマークのSecuniaは26日、Webブラウザ「Netscape」に不正なGIFファイルによるバッファオーバーフローの脆弱性があることを公表した。同社では危険度は5段階中の上から2番目の“Highly critical”と評価している。

 この脆弱性は、不正なGIF画像によりバッファオーバーフローが引き起こされ、任意のコードを実行される危険性があるもの。同様の脆弱性はFirefoxとMozillaにも指摘されているが、それぞれ「Firefox 1.0.2」「Mozilla 1.7.6」で既に修正されている。

 脆弱性は、Netscapeの最新バージョン7.2および6.2.3で確認されており、他のバージョンにも脆弱性が存在する可能性があるとしている。Secuniaではこの問題への対応として、他のWebブラウザを利用することを推奨している。

Mozilla Japan、「Mozilla 1.7.6」日本語版を公開

2005/04/01 INTERNET Watch( 三柳英樹 )

 Mozilla Japanは3月31日、インターネット統合環境ソフト「Mozilla 1.7.6」の日本語版をを公開した。Mozilla 1.7.6の英語版は3月21日に公開されており、前バージョンの1.7.5から複数のセキュリティ修正が行なわれている。

 Mozilla 1.7.6は、国際化ドメイン名を悪用したドメイン名詐称問題に対応したほか、悪意のある.lnkファイルを2回ダウンロードした場合に既存のファイルが上書きされてしまう問題に対応。このほか、プラグインを悪用して任意のコードを実行できる問題など、15件の脆弱性を修正している。

 今回、Mozilla 1.7.6で修正された脆弱性の一部は、Firefoxにも同様の問題が発見されている。これらの脆弱性については、3月24日に公開されたFirefox 1.0.2ですべて修正されている。

「Firefox 1.0.2」日本語版を含む各国語版が公開〜セキュリティ修正3件

2005/03/24 INTERNET Watch( 三柳英樹 )

 米Mozilla Foundationは23日、Webブラウザ「Firefox 1.0.2」を公開した。日本語版を含む各国語版が公開されており、Windows用、Mac OS X用、Linux用の各インストールパッケージがMozilla FoundationやMozilla Japanのサイトからダウンロードできる。

 Firefox 1.0.2では、3件のセキュリティ修正を行なっている。このうち、GIFファイルに関するライブラリに発見されたヒープオーバーフローを引き起こす脆弱性(MFSA 2005-30)については、Mozilla Foundationのセキュリティ警告で危険度が最も高い“Critical”とされている。また、この脆弱性は、21日に公開された「Thunderbird 1.0.2」「Mozilla 1.7.6」ではすでに修正されている。

 このほかには、サイドバーパネルにおいて任意のコードが実行される脆弱性(MFSA 2005-31)や、XULファイルを利用して偽のスクロールバーなどを表示させ、ユーザーが操作を行なうと自動的にJavaScriptなどが実行されるページが作成できる脆弱性(MFSA 2005-32)の修正を行なっている。

Mozilla Japan、「Firefox 1.0.1」日本語版公開

2005/03/14 INTERNET Watch( 三柳英樹 )

 Mozilla Japanは13日、Webブラウザ「Firefox 1.0.1」の日本語版を公開した。Mozilla JapanのWebページから、Windows用、Mac OS X用、Linux用の各インストールパッケージがダウンロードできる。Firefox 1.0.1は、英語版など14カ国語版が2月24日に公開されていたが、日本語版の公開は3月上旬予定となっていた。

 Firefox 1.0.1では、国際化ドメイン名を用いたURLの表示方法を変更したほか、これまでに発見されている17件の脆弱性を修正が行なわれているため、Mozilla Japanではユーザーに対してアップデートを呼び掛けている。

 国際化ドメイン名については、「http://www.paypаl.com/」(аはキリル文字)といった紛らわしい文字を使ったURL詐称の可能性が指摘されていた。Firefox 1.0.1ではこれに対応する形で、「http://www.paypаl.com/」といったURLへのアクセスは可能だが、Webブラウザのアドレスバーなどでは「http://www.xn--paypl-7ve.com/」と内部表現で用いられるPunycode形式で表示するように変更した。

 国際化ドメイン名のURLを元の文字列のまま表示させるためには、アドレスバーに「about:config」と入力してプリファレンス一覧を表示し、「network.IDN_show_punycode」の値を「false」に設定する必要がある。

マイクロソフトが逆転勝訴 特許侵害訴訟で米高裁

2005/03/03 The Sankei Shimbun

 米ワシントンの連邦高裁は2日、ソフトウエア最大手マイクロソフト(MS)が、カリフォルニア大学とソフト関連ベンチャー、イオラス・テクノロジーズの特許を侵害したとして、MSに対し計5億2100万ドルの支払いを命じたシカゴ連邦地裁の評決を破棄し、同地裁に差し戻した。

 シカゴ連邦地裁は2003年8月、MSがインターネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラ(IE)」に、イオラスの特許技術を不正使用したとのイオラス側の訴えを認め、特許使用料支払いを命じた。連邦高裁は地裁の判断は不当だったとして、審理のやり直しを命じた。(共同)

ネットスケープを全面更新 AOLが試験版配布

2004/12/01 The Sankei Shimbun
   
 米娯楽・メディア大手タイム・ワーナー傘下のインターネット接続会社AOL(アメリカ・オンライン)は30日、全面更新したインターネット閲覧ソフト「ネットスケープ」の試験版配布を一部テスター向けに開始した。

 圧倒的な市場占有率(シェア)を誇るマイクロソフト(MS)の「インターネット・エクスプロラー」(IE)だけに対応したホームページも閲覧可能になったことが主な改良点。

 1990年代半ばまでIEと競っていたネットスケープのシェアは、MSが基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」をIEと一体販売する手法を取ったことから大きく落ち込んだ。AOL側は独占禁止法(反トラスト法)違反だとしてMSを提訴していたが昨年5月に和解が成立、MSから技術供与を受け、試験版の完成にまでこぎ着けた。(共同)


“Netscapeの復活”でWeb開発者は夜も眠れない? (2002年3月28日) by ZD Net News
 AOLが,採用ブラウザをIEからNetscapeベースの新ブラウザに切り替えることを検討している。これにより,Webの標準化が進んでサイトの作り方が変わってくる……?

ネットスケープとIE以外の個性派WWWブラウザーに注目!

(99/06/15)窓の杜
オンラインショッピングやチャットも可能? 実用度も徹底検証

 WWWブラウザーのほぼすべてのシェアを占めるNetscape Commmunicator/NavigatorとInternet Explorerは、機能増加にともないサイズが巨大化して動作の軽快さを失ってしまった。一方、独自の特徴や魅力を備えた個性派WWWブラウザーもいくつか存在している。今回はそのなかから特に個性的な3つのソフトを選んで紹介しよう。そして、3つのソフトについて実際の利用場面を想定した6つの設問をクリアできるか検証してみた。

●「Lynx」
 テキストのみ表示できるWWWブラウザー。画像や動きのあるコンテンツは表示できないが、起動や動作はとても軽快でカスタマイズ機能も豊富。

●「Opera」
 軽快コンパクトなWWWブラウザー。JavaScriptやCascading Style Sheets(CSS)もサポートし、特に確かなCSSの表示には定評がある。ただし日本語表示には制限あり。

●「Lite」
 動作の軽快さを追求した国産WWWブラウザー。フロッピーディスクにも納まる小ささが特長。純粋なHTMLのみ表示可能で、JavaScriptやCSSはサポートしない。

ネット通信最大手AOL、ネットスケ―プの買収合意

(0:55a.m. JST November 25, 1998 )
インターネット通信最大手のアメリカ・オンライン(AOL)は24日、インターネット閲覧ソフト大手のネットスケープ・コミュニケーションズを42億ドル(約4700億円)で買収することで合意した、と発表した。買収は株式を交換する方式で来年春に完了し、ネットスケープはAOLの一部門になる。AOLは同時に反マイクロソフト陣営の筆頭格のコンピューター大手サン・マイクロシステムズとも戦略的提携を結んだ。

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