TOPIC No.4-17 アイボ(AIBO)

01. アイボ(AIBO)
02. アイボとあそぼ by Mainichi INTERACTIVE
03. アイボ遊戯団
04. ロボット by YAHOO!ニュース
05. ロボット学会ホームページ
06. J-ROBO.COM(ロボットの情報サイト)

ソニー、「アイボ」関連の研究所閉鎖 ロボット開発中止

2006/06/09 The Sankei Shimbun

 ソニーは9日、世界初の本格的な娯楽用ロボットとして発売した犬型ロボット「AIBO(アイボ)」や、イベントなどで活躍した人型ロボット「QRIO(キュリオ)」の研究開発を手掛けてきた研究所、「ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所」を7月20日で閉鎖する、と発表した。

 本業のエレクトロニクス部門に経営資源を集中するためで、ロボット事業からの撤退に続き、研究開発活動も停止することになる。研究員13人はソニーの情報技術研究所に移る。ロボット事業で培った人工知能(AI)や関連のソフトウエア技術の研究開発は継続し、デジタル家電などに活用する。

 ソニーは、日本で初めてトランジスタラジオを開発した木原信敏氏の名を冠した「ソニー木原研究所」を6月末で閉鎖するほか、ブラウン管テレビ「ベガ」の開発責任者だった中村末広氏が社長を務めていた「ソニー中村研究所」も4月末で閉鎖するなど、独立系研究所の再編を進めている。

ソニー「アイボ」3月末までに生産終了、ロボット事業撤退

2006/01/27 The Sankei Shimbun

 ソニーは26日、収益改善策の一環として、犬型ロボット「AIBO(アイボ)」の生産を今年3月末までに終える、と発表した。人型ロボット「QRIO(キュリオ)」の新規開発もやめ、ロボット事業から撤退する。

 アイボは1999年に家庭向け娯楽用ロボットとして発売。日本で3000台、米国は2000台をインターネットのみで受け付けたところ、日本では約20分、米国でも4日間で売り切れる人気を集めた。現在は3世代目で、昨年9月までの販売実績は全世界で約15万台に上る。修理などサービスの提供は続ける。

 ただ今後もロボット事業で蓄積してきた人工知能の研究開発は続け、一般のエレクトロニクス機器向けに活用する。(共同)

ソニー、アイボ生産終了へ 娯楽ロボット事業から撤退

2006年01月26日 asahi.com

 ソニーは26日、犬型ロボット「AIBO(アイボ)」の生産を3月までに終えると発表した。非売品のヒト型「QRIO(キュリオ)」の新規開発もやめ、娯楽ロボット事業から撤退する。 姿を消すことになるAIBO

 99年に登場したアイボは世界で約15万個売れ、ソニーの広告塔でもあった。昨秋、エレクトロニクス事業を立て直すために不採算事業の撤退や縮小の方針を表明した際「ロボットの研究開発を縮小する」としていたが、その後の検討で撤退の対象になった。ただ、人工知能(AI)の研究開発は続けるという。

 ロボットのほかにもプラズマテレビからの完全撤退など8事業のリストラを発表した。ブラウン管生産拠点はアジアに集約。新規開発を停止していた最高級ブランド「QUALIA(クオリア)」の生産・販売もやめ、撤退する。薄型テレビ事業では液晶とリアプロジェクション(背面投射型)に集中する。

関西弁アイボ「もうかりまっか」 ソニー、25日発売

2005/05/15 The Sankei Shimbun東京朝刊から

 「はじめまして。もうかりまっか?」。ソニーは14日、こんな関西弁を話す犬型ロボット「AIBO(アイボ)」のお披露目イベントを、大阪市北区のソニースタイルストアで開いた。

 AIBO発売6周年を記念して、25日に発売するデータソフト「ボイス関西弁」(525円)のPRを兼ねたもの。

 昨年10月発売の最新型AIBO「ERS−7M2」(19万4250円)にこのソフトを入れると、男の子または女の子の声で200語以上の関西弁を話すAIBOを育てられる。

 AIBO開発チームのメンバーには関西出身者が多く、「面白いことができないか」と話が盛り上がって商品化に結びついたという。

 披露イベントでは、スタッフの女性から「こんにちは」と声がかかると、AIBOは「まいど〜」と返事し、電池が切れそうになると「おなかすきすぎや。もうあかんわ〜」とぼやくことも。次々と繰り出す関西弁が見学者の笑いを誘った。

『ロボカップ』の一番人気は『アイボ』のサッカー

2005年05月11日 Wired News(AP通信)

 ジョージア州アトランタ発――まるでSF映画の一場面を見ているようだった。

 サイドラインに沿ってロボット犬がフィールドを走り、鼻でボールをはじく。ボールはゴールポストに跳ね返った。

 これはテキサス大学にとって反撃できる最後のチャンスだったが、テキサスチームは結局、ドイツのドルトムント大学の現ヨーロッパ・チャンピオンに2対0で完敗した。

 本物のサッカー同様、ドイツチームはロボット犬でも米国チームより試合運びがうまいようだ。

 ロボット犬のサッカーは、ジョージア工科大学で開催された2005年『ロボカップ・アメリカンオープン』の中で、研究者たちのチームが参加する5つの競技の1つだ。7日(米国時間)から3日間にわたって開催された大会の目的は高性能のロボット用のソフトウェアを開発することで、長期的には2050年までに人間のチームと対戦できるロボットのサッカーチームを作ることを目指している。

 「人間とロボットの最強チームどうしを対戦させたい」と、ジョージア工科大学でコンピューター科学と人工知能を学んでいる博士課程の学生、アラン・ワグナー氏は述べた。

 この大会の5つの競技のうちの4つはサッカー関係だ。残りの1つは捜索救助活動の競技で、各チームは災害をシミュレートした筋書きに沿って、ロボットを遠隔操作し、倒壊した建物の中から被災者を見つけ出す。

 サッカーの種目は次のようなものだ。次世代電動スクーター『セグウェイ』に乗った人間がロボットのセグウェイと2対2で対戦するゲーム、機敏に動く高さ約13センチの箱型ロボットが、フィールド内でゴルフボール大のボールを勢いよく蹴り合うもの、コンピューター・シミュレーションによるサッカー。

 しかし、中でも圧倒的に人気が高いのは、コンピューターでプログラムされたソニーの『アイボ』(ゴールキーパーを含めて4頭まで)のチームが対戦するロボット犬サッカー(PDFファイル)だった。試合中、人による遠隔操作は行なわれない。

 市販のアイボはペットのように行動するようにプログラムされているが、メモリースティックで特別なプログラムを読み込ませてサッカーをさせる。鼻先に内蔵されたカメラでボールを捜して追いかけ、ワイヤレス・イーサネットでチームメイトと静かに通信し、最終的にはリンゴ大のボールをゴールに入れようとする。ゴールキーパーのアイボは他の選手とは別にプログラムされており、ゴールを守るだけだ。

 重量約1.6キロでパンを入れる箱ほどの大きさのアイボは、それなりに本物の犬のように見える。しかも可愛い。頭をなでると元気になり、跳ね回って伸びをする。予想外の動きをして不意にフィールドの外に走り出してしまうこともある――プログラマーにとっては悩みの種だ。

 試合自体も本物のサッカーとそっくりだ。5.4×3.6メートルのフィールドには、ゴールとセンター・サークルがある。プッシングやオブストラクション(妨害)に対するペナルティーもある。

 ジョージア工科大学のワグナー氏は、ドイツの大学は米国の大学よりも真剣に試合に取り組んでいると述べた。ジョージア工科大学は、6人の学生が大学での授業や研究をこなしながら、週に数時間をロボット犬のソフトウェア開発に割いているだけだ。これとは対照的に、ドイツチームは20人の学生が週に20時間以上を開発に費やし、さらに米マイクロソフト社の支援を受けている。

 「大してよくないチームと、非常に素晴らしいチームとの差は天と地ほどある」と、ワグナー氏は語った。

 テキサスチームに勝利したドイツの4頭のアイボは、力こぶを出すような仕草をして見せた――もちろんこれもプログラムされていたのだ。

 この大会は学生たちにとっては歓迎すべき息抜きだが、ロボカップ・アメリカンオープンのタッカー・バルチ会長は、この競技の内容は現実社会に応用しうるものだと述べた。

 バッテリーやモーター、コンピューターのプロセッサーはこの10年で急速に進歩した。その大きな要因は、ノートパソコンや携帯電話を利用する人が増えたことだ。しかし、こうした機器を効率よく制御するソフトウェアはまだまだこれからだ、とバルチ会長は述べた。バルチ会長はジョージア工科大学の助教授でもある。

 「ロボカップはそもそも、ロボットに本当の認識能力を与えられるソフトウェアの開発を促進するために開催されている」と、バルチ会長は言う。「サッカーは素晴らしい実験環境だ。誰もが知っている競技で、ロボットが何をしようとしているかをいちいち説明する必要がないからだ」[日本語版:天野美保/福岡洋一 ]

パソコン使い“番犬”操作 今度のアイボは留守番も

2004/10/06 The Sankei Shimbun
 ソニーマーケティングは6日、犬型ロボット「AIBO(アイボ)」の新機種「ERS−7M2」の発売予約受け付けを始めた。30日以降に配達してくれる。

 専用ソフトをパソコンに取り込み、画面上でアイボを自由に遠隔操作できる新機能が特徴。アイボのカメラ映像をパソコンで見ながら動かしたり、文字を入力して読み上げさせたりできる。特定の物を記憶させ、それを見ると喜ぶ動作をしたり、動く物体を検知して写真を撮る留守番機能も付いた。

 大きさやデザインは従来機と同じで、価格も19万4250円に据え置いた。本体の色は黒を追加した。予約はインターネットのソニースタイルサイト(http://www.jp.sonystyle.com/)で受け付ける。


環境作るインテリア型、ヒト再現型も ロボデックス

2002-03-27 Mainichi INTERACTIVE

ロボデックス開幕、ヒト型ロボット一堂に

2002-03-27 Mainichi INTERACTIVE
 人間と共存できるパートナー型ロボットの博覧会「ROBODEX(ロボデックス)2002」が28日から4日間の日程で横浜市のパシフィコ横浜で開かれる。ホンダの2足歩行ロボット「アシモ」やソニーの「アイボ」などすでに実用化されているお馴染みのロボットをはじめ、機械、玩具メーカーや大学の研究室など28社・団体が計70種類を出品。ロボットが身近にいる未来の生活を垣間見ることができる。

恐竜ロボット利用のセキュリティーシステム

2002-03-26 Mainichi INTERACTIVE
 オムロンとロボット開発のベンチャー企業、テムザック(本社・北九州市)は26日、4足歩行型ロボットを屋内の監視などに利用する「M2Mロボットシステム」を共同開発したと発表した。オムロンの情報センターと携帯電話を活用し、不審者の侵入を感知して遠隔操作で威嚇するなど、新しい家庭内のセキュリティーシステムとして1年以内に事業化する計画だ。

監視用4足歩行型ロボット開発 三洋電機など

2002-03-25 Mainichi INTERACTIVE
 三洋電機とロボット開発のベンチャー企業、テムザック(本社・北九州市)は25日、4足歩行型ロボットを共同開発したと発表した。家庭内の監視などに利用することを想定し、携帯電話で遠隔操作できることが特徴。

転んでも起き上がるソニーの新型ロボットはコーラス好き

2002年03月19日 ZDNet Japan
 ソニーが新型ヒューマノイドロボット「SDR-4X」を披露した。以前の「SDR-3X」に比べ,性能が格段に向上。ハードウェアのスペックはもちろんだが,倒れても起き上がったり,顔を覚え感情を表現したり,コーラスしたり……パートナーの役割を十分に果たしてくれそうな予感である

ソニーの小型2足歩行ロボットは“サッカー小僧”

(2000年11月21日) ZD Net News
 早くもパートナーロボット市場では競争が激化? ホンダの「ASIMO」に続き,ソニーが全長50センチの小型2足歩行ロボットを披露した。

ソニー、身長50cmの二足歩行ロボット「SDR-3X」を発表

(2000年11月21日) PC Watch
ソニー株式会社は、21日、小型二足歩行ロボット「SDR-3X」の技術発表会を開催した。

 「SDR-3X」は、基本アーキテクチャにAIBOでも採用されている、エンタテインメント・ロボット用アーキテクチャ「OPEN-R」を採用した小型の二足歩行ロボット。

ホンダ、ソニーの人間型ロボットが演技/「ロボデックス2000」始まる

2000.11.24 The Sankei Shimbun
ステージを軽やかに歩き回る本田技研工業の「アシモ

 人間型ロボットが踊り、動物ロボットが駆け回る−。近年、人間の身近なパートナーとして、介護や癒しなど生活の役に立つロボットの研究が急速に進んでいるが、これらを一堂に集めた世界初のロボット博「ロボデックス2000」が、横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜で24日から始まった。(Web編集部 安藤健二)

 観客にポーズを取るソニー初の人間型ロボット「SDR-3X」

 なかでも注目を集めていたのは、本田技研工業とソニーが新しく発表した人間型ロボット。どちらも試作品でまだ発売予定はないが、将来的に介護やエンターテイメントなど様々な分野での活躍が期待できそうだ。

 本田技研工業の「アシモ」は、身長が120cmと小柄で、ランドセルを背負った小学生をイメージさせる。 生活空間の中で電灯などのスイッチ類やドアノブに手が届き、大人が椅子に座った時、ちょうど目の合う身長になっていて、威圧感を与えないよう工夫されている。われわれの生活空間の中に違和感なくとけ込み、雑用をこなせるようになることが当面の目標。ラジコンによる遠隔操作でステージを手を振って縦横無尽に歩き回り、会場を沸かせていた。「アシモ」の動きは人間そっくりで、まるでボディの中に子どもが入っているのではないかと思わせるほどになめらかだった。

 ソニーの「SDR−3X」は、「アシモ」よりさらに小型で身長は約50センチ。まだ歩行はぎこちないが、音楽に合わせ「パラパラ」を踊ったり、声で指示された色のボールを蹴ってゴールに入れるなど多彩なパフォーマンスを繰り広げていた。ソニーによると「アシモ」とは異なり、実用性よりもエンターテイメント・ロボットとして人を楽しませる機能を重視しているとのことだ。

 開催発起人であるソニーの土井利忠常務は「かつては空想にすぎなかった鉄腕アトムのようなロボットが現実になりつつある。人間と共存するロボットは、二十一世紀のわが国をリードする新しい産業になる。」とコメントしている。

 また、人間型ロボットの他にもソニーの「アイボ」やバンダイの「BN-1」などのペット型ロボットが多数出展されており、こちらはすでに実用化している。

 横浜のパシフィコ横浜にて、期間は27日までの3日間。入場料は一般千円、小中高校生が五百円。問い合わせは事務局(TEL.03-5771-9154)まで。

参考URL:http://www.robodex.org/

 来春発売が予定されているバンダイのネコ型ロボット「BN-1」。周囲の状況をセンサーで判断し、自分で行動できる

ソニー、アイボの著作権保護でハッカーを提訴?:ファンたちは激怒

2001年11月02日 Wired News

「パラパラ」も踊れます ソニーもヒト型ロボット開発 (2000.11.21) asahi.com

ソニー、「AIBOショップ」開設

[Cyber Computer News No.305] 2000/11/08
エンターテインメント・ロボットAIBO「ERS-210」の注文受け付けを11月16日より、インターネットと電話の申し込みに加え、全国の「AIBOショップ」での受付を開始する。「AIBOショップ」は、高島屋、伊勢丹、阪急、西武、丸井今井、藤崎、岩田屋、ソニープラザの一部店舗の37店舗、またイ−・ソニーショップの一部店舗の107店舗に開設される。注文受付開始と同時に、AIBOを実際に触れて体験する事ができる他、一部店舗では店頭イベントも開催する。

話のわかるアイボ、11月発売 ライオンの子イメージ (2000.10.12) asahi.com
新アイボ

ソニーが北京に体験型博物館 (2000.08.11) asahi.com

ソニー、犬型ロボット「アイボ」を日米欧で受注販売

6:55p.m. JST January 25, 2000
 ソニーは人気の犬型ロボット「アイボ」(ERS―111)を日米欧で受注販売する。昨年に2回、限定販売したが、計1万5000台の販売予定数を大幅に上回る申し込みに応じきれなかった。今回は生産やアフターサービスの体制が整ったため、販売数を限定せず、申込者全員に販売する。ただし、申し込みは2月15―25日に限って受け付ける。

 価格は25万円。銀色と黒の2種類ある。日本ではインターネットか電話、はがきで注文する。出荷は4月以降。問い合わせ先は0570―05―2000。ネットでの注文はhttp://www.world.sony.com/aibo

大人気の「アイボ」、競争倍率は13倍以上

11:53p.m. JST November 09, 1999
 ソニーは9日、犬型ロボット「アイボ」(25万円)の購入希望件数が、8日の締め切り時点で、国内だけで13万以上になったことを明らかにした。販売数量は日米欧合わせて1万体のため、12日に抽選で当選者を決める。米欧からの応募者を合わせると競争倍率は13―14倍になる見通し。ソニーは予想を超える人気で、急きょ、アイボ第3弾の発売の検討を始めた。

 アイボは喜怒哀楽の感情を表現するペットロボット。ソニーは6月の発売に続き、銀色系、黒色系の2色の新アイボの注文を1日から受け付けた。抽選はコンピューターが無作為に1万人を選び出して決め、当落の結果は20日ごろに応募者全員に郵送で知らせる。

 今回の応募は、開始から3時間後には1万体を超えた。期間中に電話がつながらず、応募できなかった人もおり、ソニーには追加販売を求める声も寄せられている。

 ソニーは「生産に限りがあるので安易な追加販売はできない。しかし、人気が広がっており、購入希望者の声を無視できない」と話している。

AIBOさらに追加へ

1999年11月9日 20時17分 共同通信社
 「AIBO(アイボ)人気衰えず」―。ソニーは家庭用の犬型ロボットとして話題を呼んだ「AIBO」を1万台追加販売したが、再び注文が殺到、9日までの集計で日本だけでも13万台を超える購入希望が寄せられた。12日に抽選を行い、12月上旬に出荷を始める。ソニーは変わらない人気ぶりにさらに追加生産する検討を始めた。

アイボ第2弾、3時間で1万件の申し込み

9:45p.m. JST November 01, 1999
 ソニーの犬型ロボット「アイボ」の第2弾が1日に日米欧で発売され、インターネットと電話で注文を受け付けたところ、日本国内の注文だけで販売予定の1万体を早くも突破した。6月に第1弾が日本で発売された時には、3000体を20分で完売した。数量限定というソニーの販売戦略が功を奏したのか、アイボ人気は相変わらずのようだ。

 日本では欧米より先行して1日午前10時から注文を受けたが、3時間後の午後1時に1万体を超えたという。前回よりもペースは落ちたが、ソニーは「1万体を超す場合は抽選になるので、焦って注文しなくてもいいと考える希望者が多いのではないか」と話す。8日午後6時の締め切りを待って抽選に入る。

 アイボは感情を表現し自律的に動くロボットで、第2弾は銀色と黒色の2色が用意され、耳やしっぽなどデザインの一部を変更した。価格は1体25万円。

クリスマスに向け「アイボ」第2弾発売 日米欧で1万体

7:40p.m. JST October 26, 1999
 ソニーは、6月に発売して人気を呼んだ犬型ロボット「アイボ」の第2弾を11月に発売し、クリスマスに合わせた12月中旬に出荷する。銀色系の「グレイシルバー」と黒色系の「メタリックブラック」の2色を用意し、日米欧で合わせて1万体を販売する。第1弾の発売では予約が殺到したため、今回は抽選で購入者を決定する。

 アイボは、喜びや悲しみなどの感情を表現し、人と接しながら学習していく自律型のロボット。6月に日本、米国で合わせて5000体を発売すると、日本では20分、米国では4日間で完売する人気になった。第2弾の販売を望む声が強く、ソニーは耳の形やしっぽの長さなどデザインの一部を変えた2色の新アイボを発売することにした。

 予約は11月1―8日の期間に、前回同様のインターネットに加え、電話で受け付ける。価格は日本では25万円、米国では2500ドル、欧州では2400ユーロ。2色から好みの色を選んで注文する。抽選で選ばれた人にはクリスマスに間に合うように12月中旬に出荷する。

 応募先は、インターネット(24時間受け付け)、及び電話:03―5469―7201(午前10時―午後6時)。

HOMEインターネット