Enjoy−Archery
9.筋力キンリョクアップの効果的コウカテキ考察コウサツ
 アーチェリーを好きになって大会に参加することを目標にした場合筋力アップを図りながら、弓を希望の強さまで持っていかなければ男子では最長90m女子で70mの距離の的に対して矢をさせなけば競技になりません。そこが簡単でもありながらそこまで持っていかなければ一線につけないことになります。
 では、社会人からアーチェリーを始めて半年で大会に参加すると考えた場合について経験から筋力を効果的につけるポイントをまとめてみることにします。
条件1 練習は近射でもかまわないから日に1時間又は60射を行える。
条件2 毎週1日は3時間以上練習できる。(まあ難しいかもね)
条件3 弓は20ポンドから30ポンドで開始してステップアップで目標は38−40ポンド程度。(男子)
条件4 基本的に6ヶ月間は頑張ってみる、それ以降は効果があれば継続する。
 効果を発揮するポイント
1.筋肉の増加には素材が必要である。(効果的な食事で身体に素材が必要です)
2.筋肉の増強作業は夜間就寝中である。(十分な睡眠が必要)
3.筋肉の増強される部分は直前に疲労している部分である。
  (重要なポイントで痛めた筋繊維を修復していくのは修復しているポイント部分が効果的)
4.増強のステップポイントは2週間である。
5.増強する時間より低下される時間の方が短いので、練習は継続が命。
6.過負荷による故障は練習の効果の妨げになるので自分自身を見極めること。
7.増加する効果は人それぞれですから自分にあったペースを見つけましょう。
 で、まとめると
毎日の練習は、夕方から夜間がよく、たんぱく質やミネラル分などバランスよい食事で特に牛乳も補助として良い。練習後、入浴で疲労物質を移動させた後、十分な睡眠を取ると、身体は直前の疲労した筋肉を中心に修復されることになり、修復された筋繊維は以前より強いものになる。
経験的に、その繰り返しで短期間に筋力アップできたものと思います。ただし、やりすぎは修復に時間がかかりすぎるので程度回数はその時点の自身の筋力において考えながら練習しましょう。
基本的には練習に適した用具というより、自分の弓による実射が一番必要な部分を身体に教えられるので良くわからない用具を使うより効果的だと思います。
PS.用具によるトレーニングは増強する目的の筋肉がわかっている部分についてはうわに行う練習としては否定するものではないが、もともと練習時間が取れないならやはり実射が効果的だと思います。
参考文献より
超過回復によるリカバリー・レート

100の筋力に対して筋肉の疲労を行うトレーニングを行うと、疲労して80まで筋力か落ちてきたとして休養時間(48−72H)をとると疲労回復を行いもとの100を超え、105になりますが、そのまま放置すると100に戻ります。しかし、105になったとき練習を行い、疲労させるとその後の回復時は105を超えて110になる以降タイミングよく練習をすることにより筋力が増強されることをリカバリー・レートといいます。数値はイメージです。どのくらいで超過回復が行われるかは習得してくださいね。