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お絵描きの流れ3 線画のレイヤー化(まとめ) 5/9

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線画の扱いについてです。青の場合、線画をレイヤー化して、アニメセルのように一番上の階層に置いておく方法をとっています。しかし、スキャンした線画の場合、線画の色以外にも白の情報が残ったままになっているので、そのままで色を塗ると下の図↓(分かりやすくするために背景は灰色で塗りつぶしています。)のように上手くいきません。(^^υ)そこで、線画のレイヤーに何かしらの処理をする必要がでてきます。



以下に方法を4つあげておきます。好きな方法をとると良いと思います。方法は1から順番に難しくなってると思ってもらえれば良いかと・・・。  
○方法1 線画レイヤーの『描画モード』を『乗算』にする。
もっとも簡単。『乗算』では、白い部分が透明と認識されます。ただ、重ねたレイヤーは、どんどん濃いくなるので、重なった色が出てくるのが難です。下の色が結構反映されちゃいます。また、線画の色を変えることができないのも難です。
○方法2 線画を『クイックマスクモード』で選択範囲にする。
画の色を調節できるので、方法1より使い勝手がよいです。選択された範囲を保存しておけば、後で変更ができるのでなにかと便利。
○方法3 線画を『アルファチャンネル』で、選択範囲にする。
法2とそれ程大差はなかったりして…(^^υ)。線画の色を調節できるので、方法1より使い勝手がよいです。選択された範囲を保存しておけば、後で変更ができるのでなにかと便利。
○方法4 プラグイン』を使用して、線画以外の情報を透明にする。
プラグイン(無料)を後からインストールする必要があるのでなれない人には手が出しにくいのですが、慣れると病みつきです。線画の補正をきちんとしておく必要があります。『透明部分の保護』をチェックして塗りつぶしてしまえば、線画の色を変えることも可能です。

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