超電磁ロボ コン・バトラーV

 

 

キャンベル星人の侵略から地球を守る無敵の超電磁ロボ。
強力なパワーと全身に内蔵した様々な武器でどれい獣やマグマ獣と戦う。

武器がまたいちいちカッコイイ。
腕の中からはアトミックバーナーやガレッガーなど色々なものが次々と飛び出してくるし、ユニークな武器、超電磁ヨーヨーも有名だ。腹からは巨大ミサイル、ビッグブラストが発射される。
後半ではさらにパワーアップしてVレーザーやバトルチェーンソー、ツインランサーなどが装備され、ますます強力に。
超電磁タツマキで相手の動きを封じてから必殺の超電磁スピンをぶちかますところなんて、あまりにもカッコよすぎる!!

コン・バトラーの放送が始まったのは1976年4月17日だが、この年は4月1日からガイキングが、4日からゴーダムが、6日からはダイアポロンがスタートしており、さらに7月からはグロイザーXにマシーンブラスター、9月からはガ・キーンがスタートという、激戦状態であった。まさに空前のロボットアニメブームである。
もちろん他のロボットだってカッコよかったし大好きだったが、そのなかでも、コン・バトラーのカッコよさは際立っていた。これについては、あまり異論はないと思う。

 

大満足のボリューム

 

超合金魂コン・バトラーVはでかい!とにかくでかい!
上の写真を見てもらえば、どれだけ大きいかがわかってもらえると思う。
一番手前がHGガシャポンのもの、その後ろが超合金魂マジンガーZ、その次がプライズマシンの景品の超電磁合体ロボ、次が超合金魂コン・バトラーで、一番後ろがネオ変身サイボーグである。
こんなにでっかいのに、全身に合金パーツが多用されており、手に持つとメチャクチャ重たい。そのまま振り回せば凶器になるかと思うほどである。
冷たい金属の肌触りもたまらない。
やはり「超合金」と名乗るからには、こうでなくっちゃねえ!

 

可動範囲の広さ

 

 

関節の可動範囲は結構広い。
腕はかなり自由に動かす事が出来る。特に肩の自由度が高いので、ポーズをつけるのが容易だ。指も可動する。親指が動くのが嬉しい。ロックファイター(あるいは超電磁スパーク)もバッチリだ。
脚は、腰の形状から全く動かす事が出来ないだろうと思っていたが、意外とそうでもないので驚いた。脚を左右に広げる事が出来るほか、ごくわずかではあるが、前後に動かす事も出来る。膝も曲げる事が出来る。
それから、足首の可動の自由度が高いので、脚部の可動に対応して、しっかり立たせる事が出来るのがありがたい。

 

みたか電磁の必殺の技

 

それから、豊富なオプションパーツが付属してくるのも魅力だ。
付属パーツをつければ、このとおり「超電磁スピン」だってできてしまうのだ!!
ほかにも、アトミックバーナーや超電磁ヨーヨー、ツインランサーなどがついてくる。キャタピラ延長パーツをとりつければ、グランダッシャーも再現できるゾ。
また、これらの付属品を飾る為のスタンドもついてくるので、余りパーツをそこらへんにゴロゴロ転がしておく必要はない。

 

定価12800円というのは決して安い値段ではないが、その値段に見合った内容である事は間違い無い。大満足の逸品である。
近頃のバンダイにしては珍しい、気合の入った玩具だ。はっきりいってこれはオススメだ。
レッツ、コンバイン!!

 

 

戻る